テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

愛犬マロン

一覧ページ

「愛犬マロン」のメインビジュアル

愛犬マロン

1 - 愛犬マロン

♥

108

2019年11月23日

シェアするシェアする
報告する

佐和

よし、帰るか

冬木

佐和ちゃん

冬木

華子ちゃん

冬木

迎えに来たよ

佐和

(またあいつか)

佐和

(しつこいのよ…)

佐和

良いですって言いいましたよね?

佐和

私が華子とかえるのて

華子

良いよお姉ちゃん

華子

そんな強く言わないであげてよ

佐和

(みんなは優しすぎて無理だし)

佐和

(この男が来てからおかしい)

お母さん

あらお帰りなさい

お母さん

冬木さんいつもごめんね

冬木

良いんですよ

マロン

ワンッワンッ

佐和

マロンただいま

マロン

ワンッワンッワンッワンッ

佐和

何鳴いてるの?

佐和

うるさいよマロン

佐和

シーーー

華子

冬木さん見て吠えてるーー

華子

変なのーー

マロン

ワンッワンッガルルルルル

佐和

もう、うるさいよ!!

冬木

なんかごめんね

お母さん

そうようるさいわよ

マロン

ワンッ

佐和

だからうるさいよ!!

華子

強く言い過ぎ!!

華子

後、ママ〜

お母さん

あら、どうしたの?

華子

私の飼ってたハムスターどこ?

佐和

見つからないの?

華子

うん、昨日から

華子

小屋見たらいなかった

華子

脱走したことないのに

お母さん

そんなの知らないわよ

お母さん

どっか開いてたんじゃないの?

華子

そんな事ないよ

佐和

じゃ、探してみよっか

華子

うん、ありがとうお姉ちゃん

マロン

ワンッ

佐和

見つからないね

華子

うん、大切にしてたのに…

華子

それに脱走した事ないよ

佐和

そうだよね

佐和

鍵閉めてたもんね

佐和

おかしい…

華子

何がおかしいの?

佐和

いや、なんでも

マロン

クークークー

佐和

あっ、マロン

佐和

何かあった?

マロン

ワンッ

佐和

何よ

華子

この頃マロン吠えてばっか

華子

私達の事嫌いなのかな?

佐和

そんな事ないよ

佐和

マロンどうしたの?

マロン

ワンッワンッワンッワン

佐和

何よ引っ張んないでよ

佐和

ここ、リビングよ

マロン

ワンッ

佐和

あれを見ろって?

マロン

ワンッ

佐和

わかった

佐和

(2人がいるだけじゃない)

お母さん

ハムスターどうしたのかしら

冬木

脱走とか?

お母さん

そんな事しなかったわ

冬木

じゃ、死んだとか?

佐和

(ハァ?何言ってんのよ)

お母さん

もう、何言ってんのよ

冬木

あっ、すみません

お母さん

アハハ

佐和

(笑ってる事じゃないでしょう)

佐和

ちょと

佐和

もう、何⁉︎

マロン

ワンッワンッワンッワンッワンッワンッ

佐和

何言ってるかわからない

佐和

なんで冬木さん嫌ってるの?

佐和

犬に聞いたってわからないか

マロン

……

佐和

何書いてるの?

マロン

「あいつが来てからおかしい」

佐和

えっ!!字かけんの?

佐和

それにおかしいって私と同じ事…

佐和

マロンもそう思ってたんでしよ?

マロン

ワンッ

佐和

なんか変だよね

マロン

「何か隠してる気がする」

佐和

何を隠してるの?

佐和

秘密なこと?

マロン

ワンッ

佐和

後、知ってると思うけど

佐和

ハムスターが居なくなって

佐和

居場所知ってる?

マロン

「今探してる」

佐和

そっか

佐和

でも何かわかった?

佐和

そしたらいつでも言ってよ

マロン

ワンッ

マロン

ワンッ

マロン

ガルルルルルガルルルルル

佐和

なんか外から

冬木

サァ、散歩行こうね

マロン

ガルルルルルガルルルルル

華子

何一体

佐和

マロンどうしたの?

マロン

ワンッワンッワン

佐和

何言ってんの?

冬木

さぁ行こうね

佐和

あの、ちょと

冬木

何ですか?

佐和

嫌がってるのでやめて頂けないかと…

冬木

……

佐和

なんかごめんなさい

マロン

ワンッワンッワンッワンッワンッワンッワンッッワンッワン

マロン

ガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルルガルルルルル

華子

うるさいよ

華子

マロン様子おかしいよ

佐和

しづかにいなさい

マロン

……

冬木

じゃ、僕行きますね

佐和

(何よ冬木さん自分のした事覚えてるの?)

冬木

行ってきます

お母さん

行ってらっしゃい

佐和

(よし、今日は冬木さんいないからラッキー)

マロン

ワンッ

佐和

あっ、マロンどうしたの?

マロン

ワンッワンッワンッ

佐和

何よ?

佐和

付いてきてとか?

マロン

ワンッ

佐和

ここ、冬木さんの部屋の前だよ?

マロン

「見つけたよ」

佐和

何をよ?

マロン

「ハムスター」

佐和

えっ!!

佐和

本当?じゃ言わないと

マロン

ワンッ

佐和

なに?

マロン

「待って」

マロン

「中に入ればわかる」

佐和

中に?

佐和

でも、勝手に入って良いの?

マロン

ワンッ

佐和

わかった

佐和

真っ暗じゃん

佐和

でっ、ハムスターは?

マロン

「ここの中」

佐和

ここってゴミ箱?

マロン

ワン

佐和

もしかして捨てるとかないよね

佐和

うん

佐和

!!

佐和

あっ……

佐和

ハムスター…

マロン

「死んでたよ」

マロン

「多分あいつだよ」

佐和

そんなわかんないでしょ

佐和

どっかで死んでて捨てる場所がないから

佐和

ここに捨てたんじゃないの?

佐和

何で死んでてんのよ

佐和

じゃ、もし冬木さんが殺したなら

佐和

なんで?

佐和

理由がわからないよ

マロン

「何か嫌なことでもあったとか」

佐和

でも、冬木さん

佐和

いつもニコニコしてて

佐和

そんな嫌なことって…

マロン

「まだあいつって決まったわけじゃない」

マロン

「また何かしでかすかも」

佐和

またって?

佐和

家族に影響することさかな

佐和

なんか怖いんだけど

マロン

「早く戻らないと見つかるよ」

佐和

あっ、そうだね

佐和

早く出よう

お母さん

あら、冬木さん

お母さん

お帰りなさい

冬木

ただいまかえりました

華子

お帰りなさーい

佐和

……

華子

ほら、お姉ちゃんも

佐和

………

マロン

ワンッ

佐和

(本当に冬木さんが殺したの?)

佐和

(そんなあいつが来てから何かおかしい…)

佐和

(確かめないと…)

華子

そうだ

華子

冬木さん

冬木

どうしたの?

華子

私のハムスター知らない?

華子

見つからないんだ

佐和

冬木さん知らない?

冬木

わかんないな

冬木

もう、諦めようよ

佐和

えっ

華子

なんでですか?

華子

大事なハムスターなのに

佐和

酷いですよ

佐和

せっかく探しているのに

冬木

チッ

佐和

佐和

(さっき舌打ちしてた…)

佐和

(勘違いかな)

お母さん

そんな強く言わないの

華子

お母さんは優しすぎなんだよ

華子

もっと厳しくしないと

華子

お母さんなんて嫌い!!大嫌い!!

タッタッタッタッタッタッタッタッ

佐和

華子…

佐和

華子?

佐和

おーい

佐和

どうしたの?

佐和

何かあった?

華子

お姉ちゃん…

華子

助けて…

華子

お願いだから…

佐和

華子どうしたの‼️

佐和

今、どこにいるの?

佐和

何もされてないよね?

華子

なんか、さっきの事で

華子

家出しようとしたら

華子

誰かに襲われてたの

華子

それで、今暗闇の中に

華子

箱みたいな

華子

お姉ちゃん怖いよ

華子

助けて、お願い

佐和

出られないの?

華子

うん、開けようとしたけど

華子

ダメだった

佐和

お母さんたちに伝える?

華子

伝えないで!!

華子

心配かけられたくないっていうか…

華子

家の中に犯人がいるかもって…

佐和

えっ、なんでよ

華子

だって、外出ようとした時に襲われたんだよ?

華子

もしかしたらって思って

佐和

でも、そんなことする人いるの?

華子

わかんないけど、言わないで…

佐和

マロンは?

華子

犬だからわかんないでしょ

佐和

そんな事ないよ

華子

どうして?

佐和

会話できるから

華子

えっ!!

華子

会話できるの?

佐和

うん、だから三人だけね

華子

うん、でも本当に怖い

佐和

もしかしたらどっかの家の中にいるかも

華子

えっ!!

華子

私たちの家に?

佐和

うん、だってその可能性あるでしょう?

華子

そうだね

佐和

声かけるから

佐和

聞こえたら返事して

華子

うん、ありがとう

佐和

(まずは、リビング)

佐和

華子ーーーーーー

佐和

聞こえるーーーーーー

マロン

ワンッワンッワンッワン

佐和

いないみたい

佐和

次は……

マロン

「こっち来て」

佐和

こっち?

佐和

ここって…

マロン

ワンッワンッワンッ

佐和

冬木さんの部屋?

佐和

今、いるの?

マロン

「いないよ」

佐和

そっか

佐和

でも、位置を

佐和

華子ーーーーーー

佐和

聞こえるーーーーーー

マロン

ワンッワンッワン

バンバン

佐和

なんか、物音が

佐和

華子いるの?

華子

お姉ちゃん

華子

助けて…

佐和

ここって、箱?

佐和

ここにいるの?

華子

ここだよ、早く

マロン

ワンッワンッワン

佐和

開けたよ

華子

お姉ちゃん😭

華子

怖かったよ

佐和

華子!!

佐和

良かった、ぶじで

華子

死ぬかと思った

マロン

ワンッワンッ

華子

マロンもしかありがとう…

華子

でっ、ここって誰の部屋?

佐和

……

佐和

冬木さんの部屋だよ

佐和

ここに、いたのよ

華子

えっ、でもなんで冬木さん?

佐和

あの人がやったのかも

華子

そんな事やる?

佐和

やるかもよ

華子

えっ、どうして?

佐和

だって、冬木さん…

冬木

ここで、何してるの?

佐和

あっ、冬木さん

華子

ごめんなさい

マロン

ガルルルルルガルルルルル

冬木

どうしたの?

佐和

華子誰かに襲われて

佐和

冬木さんの部屋に

冬木

そうだったの

冬木

華子ちゃん大丈夫?

華子

あっ、まぁ

佐和

なんで、冬木さんの部屋に?

マロン

ワンッワンッワンッ

マロン

ワンッ

冬木

わかんない

冬木

もしかしたら鍵を開けっぱなしにして

冬木

華子ちゃんを襲ったんだよ

佐和

そんなのありえません

佐和

冬木さんがやったんじゃないでしょうか

華子

そうだよ

華子

冬木さんのバーカ

佐和

そんな事言わないの

冬木

ごめんね

冬木

何かおごってあげるよ

華子

そんなのいらない

華子

冬木さんなんか嫌い

華子

ママが再婚しなければ…

華子

やっぱパパのところ行くべきだった!!

佐和

華子…

マロン

ワンッワンッワン

冬木

……

冬木

………

佐和

華子大丈夫かな

佐和

言い過ぎだったね

マロン

ワンッ

お父さん

佐和!!

佐和

!!

佐和

お父さん…

佐和

なんで、ここに?

お母さん

あなた、なんでいるのよ?

お母さん

冬木さんは?

お父さん

もう、冬木の事を忘れろ!!

佐和

なんで?

佐和

何があったの?

マロン

ワンッワン

お父さん

華子、誰かに襲われてたみたいで

お父さん

なんとか意識があるようだ

佐和

えっ、なんで?

お母さん

華子が…

お父さん

今、冬木が捕まった

佐和

な、なんで?

佐和

もしかして…

お父さん

そうだよ、あいつが華子を殺そうとした

お父さん

あいつは危険なんだ

お父さん

だからお前にも注意しただろ?

お母さん

そうだったの

お母さん

ごめんなさい

佐和

今すぐ行こう

佐和

華子のところに

華子

お母さん

華子

お父さんまで

佐和

華子…

華子

お姉ちゃん…

華子

私怖かった

お父さん

ごめんな

お父さん

嫌な思いをさせて

お母さん

本当にごめんね

華子

パパ帰ってきたの?

佐和

帰ってきたんだよ

佐和

これも全部マロンのおかげだね

お母さん

えっ、マロンが?

佐和

そう、教えてくれたの

マロン

ワンッ

佐和

後、華子

華子

どうしたの?

佐和

ハムスター死んでた

佐和

冬木さんの部屋から見つかって

佐和

怪しかった

佐和

それも、マロンが見つけてくれた

お父さん

お前すごいな

お父さん

やっぱ俺の犬だな

マロン

ワンッ

華子

だからいつもあいつの事吠えてたの?

佐和

多分ね

お母さん

帰ろうっか

お父さん

俺たちの家に

華子

うん

佐和

行こう…

冬木

……

佐和

佐和

(誰かの気配が…)

佐和

(勘違いか)

華子

お姉ちゃん行こう

佐和

そうだね

冬木

覚えてろ…

後編に続く…

この作品はいかがでしたか?

108

コメント

1

ユーザー

怪しいと思った

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚