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沙耶

今日、お兄ちゃんの三回忌だ。

颯太

そっか…もう三年になるんだな。

颯太

早いもんだな

沙耶

うん。

沙耶

今でも寂しいよ。

颯太

そうだろうな…

沙耶

うん。

沙耶

小さい頃からずっとお兄ちゃんは私の事大事にしてくれてたから…

颯太

そだな。

颯太

いいお兄さんだったよな…

沙耶

うん。

沙耶

生きててくれたら…って今でもたまに泣いちゃうよ笑

颯太

俺が居るじゃん。

沙耶

うん。ありがとう。

沙耶

けどお兄ちゃんもやっぱり生きてて欲しかったな…

颯太

颯太

そっか…

颯太

そりゃそうだよな。

沙耶

うん。

沙耶

ゴメンね、暗くなっちゃって笑

颯太

いいよ。

颯太

そんなの気にすんなよ。

沙耶

ありがとう。

沙耶

わ、怖い!

沙耶

めっちゃ近くじゃん…

颯太

そだな…

沙耶

怖いね、颯太。

颯太

颯太

あぁ、大丈夫だよ。

颯太

何かある訳じゃないじゃんw

沙耶

まぁ、そうだけど…

沙耶

近くで死体発見とか、怖いよ。

颯太

まぁな…

沙耶

こんな田舎で…

沙耶

怖いね。

颯太

まぁな、死体は怖いよな💦

沙耶

うん。

数日後

颯太

沙耶、おはよ。

沙耶

おはよー!颯太!

沙耶

元気?😊

颯太

うん、元気だよ。

沙耶

良かった。😊

沙耶

死体発見の後、この町も騒がしかったね。

沙耶

っていうか今もだけど…警察は分かるけど、なんか記者みたいな人達も多くない?最近。

颯太

颯太

そうだな…

颯太

何かあったのかな?

沙耶

かもね…

沙耶

なんか嫌だね。💦

颯太

あぁ。

沙耶

え!

沙耶

他殺!

沙耶

怖いよ、颯太!

颯太

マヂか…

颯太

確かに怖いな、他殺は。

颯太

こんな田舎で殺人事件とはな…

沙耶

うん

沙耶

ビックリだよ…

沙耶

怖い

颯太

大丈夫だよ!

颯太

沙耶は何があっても俺が守るし!

沙耶

颯太…

沙耶

ありがとう。😊

颯太

当たり前だろ?

颯太

俺は沙耶の為なら何でも出来るよ。

颯太

沙耶をずっと守り続けるから。

沙耶

ありがとう…

沙耶

颯太、大好きだよ。

颯太

俺も大好きだよ。沙耶。

沙耶

沙耶

お兄ちゃんも生きてたら30歳か…

颯太

そだね…

沙耶

やっぱ思い出しちゃうな…

沙耶

30歳になったお兄ちゃんとお話してみたかった。

颯太

沙耶…

沙耶

ゴメン。

颯太

ううん…

沙耶

お兄ちゃんが悪いんだよ…

颯太

え??

沙耶

お兄ちゃんが悪いの。

颯太

なんで?何の話??

沙耶

お兄ちゃんがね、結婚するとか言って彼女を連れて来るから…

颯太

そんな事あったんだ…

沙耶

うん。

沙耶

あの女、いくら言っても分かってくれないから…

颯太

え?沙耶、何言ってんの?💦

沙耶

お兄ちゃんが優し過ぎるからダメだったんだよ…

颯太

あぁ、そういう事か…

颯太

ってけど、分かってくれないって何を??

沙耶

貴女はお兄ちゃんに相応しくないってこと。

颯太

颯太

そんな酷い人だったの?

沙耶

うん。

沙耶

酷い女。

沙耶

私の方が全然お兄ちゃんの事好きだったのに…

颯太

は?

沙耶

あの女が横取りしようとするから…

颯太

ちょっと…沙耶??

沙耶

いつも私の味方だったお兄ちゃんまで、あの女の味方するから…

沙耶

お兄ちゃんが悪いんだよ…

颯太

沙耶…

沙耶

颯太は違うよね?

颯太

え?

沙耶

颯太は私の為だけに生きてくれるよね??

颯太

あ、、あぁ、、

颯太

そのつもりだけど…

沙耶

ありがとう。

颯太

大丈夫か?沙耶…

颯太

取り乱してる?

沙耶

ん?

沙耶

そんな事ないよ。

沙耶

ゴメンね、心配かけちゃったかな…

颯太

いや、いいけど…

沙耶

ありがとう颯太。

沙耶

これからも私の味方で居てね。

颯太

うん。

数日後

沙耶

颯太、起きてる?

颯太

颯太

うん…さっき起きたー。

颯太

まだ眠いw

沙耶

沙耶

大丈夫?w

颯太

うんw

沙耶

あのさ、今日は花咲山に行かない??

沙耶

ピクニック♫

颯太

お、いいねぇ…!

颯太

行こう行こう!

沙耶

うん!😊

沙耶

荷物が結構あるから迎えに来てくれる?

颯太

勿論。

沙耶

ありがとう。

数時間後

沙耶の母

あなた!

沙耶の父

どうした?

沙耶の母

沙耶の部屋を掃除してたら…

沙耶の父

沙耶の母

ああああああああ…

沙耶の母

どうしましょ…

沙耶の母

あの子…

沙耶の母

沙耶の父

どうしたんだ??

沙耶の父

何があった?

沙耶の母

あなた…三年前に智史が行方不明になった時の事、覚えてる?

沙耶の父

当たり前だろ!

沙耶の母

いえ、あの時の沙耶の様子を覚えてる?

沙耶の父

??

沙耶の父

いや?

沙耶の母

あの子、部屋に戻って閉じこもってたから、心配で見に行ったのよ…あの日

沙耶の母

じゃ、あの子、笑ってたの…

沙耶の父

沙耶の母

気のせいかと思って、特に気にとめなかったんだけど…

沙耶の父

それが??

沙耶の母

でね、あの子の部屋から智史の服や日記とか色々なモノが見つかって…

沙耶の母

さっき掃除してた時ね…

沙耶の父

そうなのか…

沙耶の父

あいつはお兄ちゃん大好きだったからなぁ…

沙耶の父

忘れ形見に持ってたのか…

沙耶の母

それが…下着とか…歯ブラシとかまで…

沙耶の父

沙耶の母

気になって色んなトコを掃除したの…

沙耶の母

じゃ、ベッドのシーツの下に智史の下着や服がギッシリ…

沙耶の父

本当か?

沙耶の母

ええ…

沙耶の母

あの子…

沙耶の母

大丈夫かしら…涙

沙耶の父

うーん…

ピクニックに向かう電車の中

沙耶

お兄ちゃんへ

沙耶

お兄ちゃんが居なくなってからも毎日こうしてお兄ちゃんにラインしてるけど…

沙耶

お兄ちゃんは返事くれないよね。

沙耶

まぁ、お兄ちゃんのハートは私が奪ったから、仕方ないんだけど…

沙耶

お兄ちゃん、お兄ちゃんが私を裏切ったから悪いんだからね?

沙耶

けど安心して?

沙耶

今は颯太っていう素敵な彼が居るの。

沙耶

すっごく大好きなんだ。

沙耶

お兄ちゃんより好きかも知れない。

颯太「沙耶、誰にラインしてるの?」

沙耶:「ん?友達だよ!学校の!」

颯太:「そっか…」

沙耶

けどね、お兄ちゃん。

沙耶

颯太もいつか裏切るかも知れないよね?

沙耶

うん

沙耶

だから颯太も私だけのモノにしようと思うの。

沙耶

お兄ちゃんと同じように。

沙耶

お兄ちゃんの心が、今私の中にあるように…

沙耶

颯太の心も、私の中にしまっておこうと思って。

沙耶

ずっと一緒だもんね。

沙耶

じゃ、頑張ってくるね。

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