夏がやっと終わったように涼しく 素肌が寒く感じた日だった
怪盗と探偵……
本来ならば結ばれてはならない存在
ましてや友人になることも許されない立場
怪盗と探偵の関係でもなくても
男と男……世間の目は冷たかった
KID
この気持ちをかしく通さなければ
俺はいつまでも……こいつを追いかけなければならない……
新一
KID
KID
新一
新一
KID
KID
KID
まるでプロポーズみたいじゃないか……
なんだよ……それ……
新一
俺が許すわけねぇだろ……
KID
やっぱり名探偵は名探偵だな笑
新一
俺だって……
新一
新一
違う関係で……ッ
新一
新一
泣きたくない泣きたくない……
泣きたくないのに……勝手に涙が出る……
見ないでくれ……こんなの……
こんな形でお前に愛なんて伝えたくなかった……ッ
新一
KID
KID
KID
KID
KID
KID
KID
KID
たとえお前が探偵じゃなくても
KID
KID
KID
KID
KID
KID
新一
KID
KID
新一
そうだ……
誰を好きになってもいい……
世間の目なんて関係ない……
俺はこいつが……こいつ自身を
”愛してるんだ”