TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

私はあの後 実験部屋に連れて行かれ 台の上で身動きがとれないよう 拘束された

小坂 沙耶香

(あぁ、ここで暴れたところで私はもう助からないんだ…)

小坂 沙耶香

(私は、実験台として扱われるんだ…)

渡邉 宙

咲良は部屋に戻って、少し休んでなさい

橘 咲良

えぇー

橘 咲良

私も、ここで見てたーい

渡邉 宙

ダメだ、少し休んでろ

橘 咲良

はーい…

渡邉 宙

おい、お前まだ用意できてないのか?

研究者

今、持ってくると思います

渡邉 宙

はぁ…

研究者

お水持ってきましょうか?

渡邉 宙

あぁ、頼む

小坂 沙耶香

(コイツがなんで疲れてるのよ)

小坂 沙耶香

(疲れてるのはこっちよ…)

研究者

あ、今準備ができたようです

渡邉 宙

ここに持ってくるよう伝えろ

研究者

承知しました

小坂 沙耶香

(一体、何を持ってくるの…)

小坂 沙耶香

(怖い…)

数分経ったところ もう一人の研究者が 機械を持ってやってきた

研究者

お待たせしました、渡邉様

渡邉 宙

遅いんだよ

渡邉 宙

さっさと、機械の中に入れろ

研究者

はい

小坂 沙耶香

(なに、これ…)

私の目の前には 大きな機械の横に 流動食が置いてあった

小坂 沙耶香

(まさか、これを機械の中に入れて…)

渡邉 宙

よし、これで準備はバッチリだな

渡邉 宙

コイツの口の中にホースを入れろ

小坂 沙耶香

嫌…!

小坂 沙耶香

お願い、やめて…!

渡邉 宙

騒いだって無駄さ

渡邉 宙

お前はこれから、俺たちの玩具になるんだからな

渡邉 宙

ハハハハ!

私の口の中にホースが入り 流動食のような ドロドロした物が少量ずつ 口の中に入ってきた

渡邉 宙

ほら、飲み込め!

小坂 沙耶香

う、、、

渡邉 宙

1時間くらいこのままにしてろ

渡邉 宙

1時間経ったら様子を見て、気絶していたらそのまま寝かせとけ

研究者

はい、承知致しました

小坂 沙耶香

(入ってくるのは少量ずつだけど、これが一時間も続くの…?!)

小坂 沙耶香

(手は拘束されていて、身動きがとれない…)

小坂 沙耶香

(吐き出したくても、吐き出せない…)

小坂 沙耶香

(もう既に苦しい…)

小坂 沙耶香

(このドロドロした物はなんなの…)

研究者

吐き出しても、意味ないぞ

研究者

気絶するまで、続けるからな

研究者

お前は、外で見張っとけ

研究者

了解でーす

研究者

それにしても、残酷っすね

研究者

まるで、フォアグラにされてる鳥みたい

研究者

黙ってろ

研究者

それ以上言ったら、お前も同じ目に遭わせるぞ

研究者

すいませーん

小坂 沙耶香

(コイツ…!めっちゃ腹立つ…!)

小坂 沙耶香

(それにしても、喉に突っかかって飲み込みずらい…)

小坂 沙耶香

(苦しい…)

小坂 沙耶香

(もうダメかも)

小坂 沙耶香

ゲホッ!オェ…!

研究者

まだまだ、入れていくからな

小坂 沙耶香

(前は苦しかったら吐けてたけど、今は吐いても吐いても口の中に入ってくる…)

小坂 沙耶香

(生き地獄ってまさにこの状況…)

私は苦しくなったら吐いて… 苦しくなったら吐いて…を 何度も繰り返した

だんだん 意識が遠のいていくのがわかった

そのまま何時間経っただろうか 声が聞こえてきて 私は目を覚ました

小坂 沙耶香

ここは、、どこなの…

私はベットの上で 寝かされていた

拘束は外されていたが 動けるほど体力がなくなっていた

小坂 沙耶香

あぁ…

小坂 沙耶香

私、このままここで死んじゃうのかな…

小坂 沙耶香

また、明日もこの状況が続くの…?

泣いても助けは来ない

だけど涙が止まらない

私は肉体だけじゃなく 精神的におかしくなっていた

小坂 沙耶香

お母さん…

小坂 沙耶香

お父さん…

小坂 沙耶香

翔子…

私は何度も 家族や友達の名前を 言っていた

小坂 沙耶香

あ、翔子…

小坂 沙耶香

今、何してるのかな

小坂 沙耶香

連絡してくれたとしたら

小坂 沙耶香

私が危ない状況に巻き込まれていることに気づくかもしれない…!

私は唯一友達の 翔子が助けてくれるんじゃないか 可能性は0じゃないと そう願うことで 自分の精神を保っていた

この作品はいかがでしたか?

525

コメント

3

ユーザー

OLってなんてますか?

ユーザー
ユーザー

実験編楽しみにしてました😉

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚