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子取り女[後編]

子取り女[後編]

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子取り女[後編]

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2018年12月30日

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続き

わずか 10歳の私は 恐怖に怯えながら

子取り女ではなく 母が呼んでいると 必死で考え直し、

父と母の寝室がある 2階へ 向かうことにしました…

そして ゆっくり ゆっくりと 廊下へ続く 扉を開けました…

すると…

いつもより 廊下が長い気がしました。

そして 一歩一歩と ゆっくり 歩き、 ついに階段の目の前まで たどり着きました。

階段を上ろうとした その時…

A氏…と また声が聞こえてきたのです。

確かに声は 母そっくりでした。 ただその声は 外から聞こえてくるのです…

明らかに 母ではない 何者かでした。

玄関の方を 見てはいけない 見てはいけない そう思い

階段を一気にかけ上ろうとした

その時

玄関を見てしまいました…。

その後 母と父に 見てしまったことを 告げましたが

当たり前。 信じてもらえませんでした。

この前私が 帰郷したときに 父にこの話を 詳しく話したんです。

しばらく 父は口を つぐみました。

そしてこのような 話をしてくれたのです。

私が布団にはいった 後 何か胸騒ぎがした父は 寝付けませんでした。

そして 30分ほどたった 頃でしょうか…

急に母が トイレにいくと 言い出したのです。

父は 何か妙だな と思ったそうです… なぜなら…

母は私も 連れていこうと していたからです。

父が問いただすと 母はこう言ったんです。 A氏もトイレに行くから… と。

いったんは 納得した父でしたが やはり 何かがおかしいと 私と母の後を追いかけました。

そして追い付くと…

母はトイレに行かず…

玄関を開けようとしていました。

父が私たちを必死に 止めたときです。

小さいが父は しっかり聞こえたそうです。

玄関の外にいる

誰かが

もう少しだったのに…

と言ったのを。

ここでおしまいです。 本当に体験したのは 嘘ですのでご安心を

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