芹
紫苑
芹
わたあめが口の中で溶けていった
紫苑
芹
まだ私に話してもないのに信じない って確信するとか
そーゆーとこ、まじウザイ。
紫苑
芹
話しにくそうに後頭部を手で抑えてる けど、そんな信用されてないんだろうか
紫苑
言葉が出てこなかった
芹
わたあめの棒をゴミ箱に捨てて ヘルメットを不器用に渡した
紫苑
芹
紫苑
ここじゃなんとなく嫌だった
本当にただなんとなく癪だった。
アンタとは海で話した方が しっくり来るみたいね、w
a .m .1:37
芹
紫苑
芹
知ってるよ、本当は
軽蔑って言葉くらい
でもね、私は
そんな心配するくらいなら病気とやらの 心配をしてもらいたくてさ、
紫苑
芹
紫苑
私は歯切れ悪く話し出すアンタの 言葉に耳を傾けた
紫苑
紫苑
紫苑
声が震えてた
たぶん、君は私と真逆
私は死んでもいいって言われたら、 今すぐにでも死ねる
でも、君は違うんでしょ、?
きっとまだ生きたいんでしょ、?
紫苑
芹
紫苑
芹
紫苑
芹
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
芹
芹
芹
わかってる
君が近いうちに死んでしまうのなんか 君が1番わかってたんでしょ?
でも、信じさせてよ
君の病気はなんかのミスで
本当はそんなモノ無いって
信じさせろよ、、、
なぁ、神様
もう時期、俺は死ぬんですか?
芹
なんも知らねぇお前に言われて ムカついた
なんも知らねぇ癖にって、
紫苑
でもな、
俺が死にたくねぇ理由は
お前とまだ笑ってたいからなんだよ
だからさ、
神様、まだ生きさせてくれよ。
芹
紫苑
信じねぇけど、さっき一瞬だけ信じた とか死んでも言わねぇからな。
芹
紫苑
初めて会った時、バイトしてた気がする
新聞配達の。
でも最近そんな素振り1ミリも 見せてないことを思い出した。
芹
芹
紫苑
芹
紫苑
芹
つくづく思う
こいつ、ほんとバカで気ぃ強い。
芹
紫苑
なんで分かんだよ。
芹
紫苑
芹
紫苑
芹
a .m .3:06
俺たちは夜の海にバイク音を響かせた。
コメント
14件
あーもーはい。すごく最高ですね。うんやばい言葉に出せない。最高すぎ!
ですよね。やっぱ紫苑くんなんか芹ちゃんに隠してましたよね。 紫苑くんにタヒんで欲しくない〜。