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あーあ
なんで仕事上がるタイミングで

 

あの上司は話しかけてくるんや。

 

話しが長すぎるんよな。

 

ったく今日ははよう帰るつもりやったのに。

 

あれ?
雨降ってきてるやんかー

 

傘持って来てへんし

 

まっ、しゃーないなー
走って帰るかー

 

あれ?
なんでお前がうちの前で突っ立ってるん?

 

もう、こないに濡れて風邪引くで?

 

ほらっ、ボーッとせんと中入りぃ。

 

あーごめんな、散らかってて。

 

すぐタオル持ってくるから、ちょっと待っててや。

 

 

はい!

 

これって…

 

あーそれな。お前のタオルと着替えやろ?

 

うん。
捨てても良かったのに…

 

そりゃあお前のやもん捨てられへんて。

 

 

お前がここ出てって

 

もう…二年もたつんやな。

 

そいで今日は急にどうしたん?

 

 

なんもしゃべらんかったら分からんやろ?

 

あれっ?
もしかしてお前泣いてるんか?

 

ちょ、ちょっと待っときや。

 

 

はい、ココア。

 

ありがとう。

 

お前、ココア好きやったやろ?

 

うん。

 

これでも飲んで落ち着きぃ。

 

 

どないや?少しは落ち着いたか?

 

うん、ありがとう

 

で、今日はなんでうちに来たんや?

 

(内容を話す)

 

うんうん、そっか。
それは…ツラかったな。

 

俺な、お前が出てってから

 

しばらく抜け殻みたいになってたんやで。

 

お前がおらんくなって初めて

 

お前がどれだけ俺ん中で大事で特別な存在か思い知ったんや。

 

もうお前を失いたくないんや!

 

 

せやから…

 

また俺と一緒に住まへんか?

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