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あー走りてえ
ミキ
ポタリと落ちた汗がワイシャツに一点のシミを作る
パタパタと服を仰ぎながら私は家に帰っていた
ミキ
ミキ
独り言言ってるよ私......ウケる笑
はあ......
ミキ
私の運動靴はゆっくりと、 コンクリートを踏みしめる
それは徐々にスピードをあげて
ミキ
風が気持ちいい
私の気持ちを全て奪って 過ぎ去ってくれ
タンタンタンタン 軽快なリズムが住宅街に 響き渡る
部活用のエナメルバッグが 不規則に、 宙に浮いては体に当たる
ミキ
ミキ
そうだ、忘れちゃおう
それが1番なんだよな
ソウタ
ソウタ
ソウタ
ソウタ
ミキ
忘れろ!全部忘れろ!
ミキ
ミキ
ミキ
カラン、カラン 蹴り飛ばされたコーラの缶が 軽い音をたてる
なーに、モジモジしてるんだ 私ってやつは!
ミキ
ミキ
走れなくなって辿り着いた先に 空き地があった
私の想いは この空き地に詰まってる
空き地には 一面にクローバーが生えていた
それは、今の私みたく
不器用に生きていたのだ
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場
にゃんと登場