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遅れた、、 俺もこんな風にかっこよくなりたい、、() それに仲良くしたい、、w
うわぁん〜…なんて言ういいお話だ… そして少しいれいすがはいってるのもいいし… 感動だ…
あまね
あまね
あまね
あまね
悠希
あまね
あまね
アユ
あまね
アユ
あまね
あまね
みかん
あまね
あまね
みかん
あまね
あまね
空月
あまね
あまね
あまね
空月
あまね
悠希
悠希
あまね
あまね
あてんしょん 以下同文
カァーッカァーッ
鴉が鳴き喚く神社
あまね
そこに佇む独りの少女
あまね
キョロキョロと 辺りを見回す
恐らくここは近所にある小さな神社
五月蝿い街の路地裏にある
この世ではないような静かな場所
あまね
空を見上げると夕色に染まった空気がある
手にはスマホしかない
夜は流石に冷え込むこの時期
野宿など笑えない
あまね
どうしよう、 静かに頭を悩ませていると
あれ?
あまね
透き通った静かな声がかけられる
アユ
あまね
パタパタと此方に走けてくる彼女
まさかこんな形で会うとは思っておらず
お互い困惑の表情
アユ
あまね
ニコッと笑うアユの笑顔は何処か最推しの 彼に似ていて
うるっと瞳が潤む
アユ
あまね
ゆらりと揺れる茶色の髪は
青髪の少女に近づいた
アユ
あまね
ぐっと顔を顰めるあまねは
なんといえば良いのか考えている様で
アユ
あまね
それを見兼ねたアユはぐいっと手を引っ張った
アユ
あまね
太陽のようなえがおを見せる
そんな目に惹かれ、1粒の雫が零れた
それに気が付き、少し大きく目を見開くも
見て見ぬふりをして、
アユ
帰ろう!
あまね
優しさであまねを包んだ
あまね
それでもあまねの不安は消えない
もやもやした小賢しい気持ちは ギュッと胸を締め付けた
アユ
広い家に声を発する親友
あの場所からずっと繋がっている手
それらは酷くあまねを安心させた
みかん
みかん
あまね
この家にお泊まり中の彼女
優しい声色で「おかえり」と 笑いかけてくれる
あまね
あまね
みかん
アユ
糸が切れたかのように
ぼろぼろと泣き出すあまね
あまね
止まらない涙を、必死に止めようと 目をこすると
ぎゅっ
あまね
アユ
みかん
あまね
暖かい温もりを感じ 止めることなんて出来なかった
あまね
アユ
みかん
あまね
幼い子供のように泣きじゃくる あまねを
2人は、泣き止むまで 抱きしめていた
みかん
アユ
あまね
あまね
目を腫らした彼女は話し出す
今日あったこと
そして
あまね
あまね
怖い
それは兄に向けた「怖い」ではない
仲直りできるか
そして、自分自身が。
アユ
アユ
みかん
アユ
あまね
この2人の仲良しさに お邪魔してよいのだろうか
あまね
アユ
あまね
アユ
あまね
彼女たちの優しさを踏み躙るようなことは したくない
それでもこんな幸せな空間にいるべき人ではない
あまね
晩御飯を御馳走する前に
連絡が来ようが来まいが
此処を出ようと決めた
あまね
悠希
パソコンを前にため息を着く
数分前に、このモヤモヤした気持ちを 忘れたくて始めた作業
それも全く手につかない
悠希
大きくのびると
ピーンポーン
悠希
家のインターホンが鳴った
「あまねかもしれない」
一瞬そう思ったが、違うだろう。
恐らく来たのは
空月
空月
悠希
空月
あまねの彼氏である、空月
にこにこしていて格好いい
彼と一緒にいると 明るい気分になれるのだが
今日は違った
悠希
空月
心配そうに此方を見上げる空月
そんな顔は某歌い手グループの リーダーに似ていて
悠希
安心しきったように、話し始めた
空月
悠希
話している間、すごく静かだった彼
話終わると、細い声で問いかけられた
悠希
空月
悠希
悠希
悠希
悠希
空月
スっと黙り込む2人
なにか考えるような素振りを見せた 空月はこんなことを言う
空月
空月
空月
空月
空月
空月
悠希
きっと1番欲しかった言葉
我慢しきれなかった雫が
1粒、また1粒と零れた
空月
空月
悠希
悠希
声は堪える
だって年上だから。
でも、そんな意識と反対に
うっ、と涙とともに嗚咽が漏れた
空月
悠希
空月
ふわりと笑うそんな彼に こう告げる
悠希
悠希
空月
空月
悠希
悠希
空月
悠希の目に
なにかが強く宿ったことを見て。
空月
悠希
空月
悠希
空月
悠希
空月
なんて会話をしながら 鞄に最低限のものを詰める
早く会えますように
そう願いながら
思ってた以上に長くなっちゃった💦 次回完結なので…最後まで是非。