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マジ最高すぎ続き待っています!!
皆気づいてないのか?イギリスが大英帝国である可能性がある事に
イギリスぅ言わないでくれよぉ😭
あれから、日本はイタリアの手を借りながら、ようやく全ての仕事を片付けた。
イタリア(イタリア王国)
日本(大日本帝国)
イタリア(イタリア王国)
日本(大日本帝国)
日本(大日本帝国)
イタリア(イタリア王国)
イタリア(イタリア王国)
イタリア(イタリア王国)
日本(大日本帝国)
イタリア(イタリア王国)
イタリア(イタリア王国)
日本(大日本帝国)
イタリア(イタリア王国)
イタリア(イタリア王国)
日本(大日本帝国)
イタリア(イタリア王国)
イタリアは笑みを浮かべながら立ち去った。
日本(大日本帝国)
(ガチャッ)
日本(大日本帝国)
小さな声で玄関のドアを開けた。時計の針は既に午前2時を差していた。
早く帰ると約束していたのに。
後ろめたさが胸にのしかかり、そっと音を立てぬようリビングへ足を踏み入れた。
にゃぽん
日本(大日本帝国)
にゃぽんは起きて待っていた。
どこか怒ったような、不満げな表情が浮かんでいた。
日本(大日本帝国)
日本(大日本帝国)
にゃぽん
日本(大日本帝国)
日本(大日本帝国)
謝るしかなかった。
にゃぽん
にゃぽんは黙って、テーブルに冷めたハンバーグを置いた。
にゃぽん
にゃぽん
日本(大日本帝国)
日本は静かに箸を手に取り、ハンバーグを口に運んだ。
確かに冷たい。
でも、とても美味しかった。
身体に染み渡る。
日本(大日本帝国)
にゃぽん
少し表情が緩んだにゃぽんが、ぽつりと呟いた。
にゃぽん
日本(大日本帝国)
にゃぽん
その言葉は、優しくも胸に突き刺さる。
日本(大日本帝国)
にゃぽん
にゃぽん
日本(大日本帝国)
にゃぽんは寝室へと歩いていった。
リビングに残された日本は、一人、沈黙の中でハンバーグを食べ終えた。
日本(大日本帝国)
ずっと帰りを待っていた にゃぽん、何日も看病してくれた台湾とパラオ…。
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
風呂で疲れた体を少しほぐし、ベットに入る。
日本(大日本帝国)
重く、長い一日だった。
けれど、ようやく終わる。
日本(大日本帝国)
自然とまぶたが落ち、静かな眠りに引き込まれていく。
その頃。
イギリス
イギリス
イギリス
イギリス
(ポチッ)
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イギリス
そして、朝。
世界がまだ目を覚ましきらぬ午前4時。
国連本部の会議室には重たい空気が漂っていた。
イギリス
イギリス
イギリスは紅茶を口にしながら、皮肉たっぷりの口調で言った。
フランス
フランスは目をしばしばさせながら背伸びをした。
イギリス
イギリス
フランス
フランスは軽くため息をついた。
(バタンッ!)
アメリカ
会議室の扉が勢いよく開き、アメリカが入ってきた。
イギリス
アメリカ
アメリカ
ふてぶてしく椅子に腰を下ろすと、アメリカは机に足を乗せた。
アメリカ
イギリス
イギリスは淡々とスマホを取り出し、昨日、イタリアのデスクに隠した盗聴器から得た音声を再生した。
室内に流れる、かすかな会話。
フランス
フランス
フランス
フランスが呟いた。
イギリス
フランス
フランス
アメリカ
アメリカは黙っている。
サングラス越しに見える目つきは、恐ろしいほど怖くなっていた。
イギリス
イギリスが軽く問う。
アメリカ
アメリカ
アメリカの表情がいつものに戻る。
イギリス
アメリカ
アメリカ
イギリス
イギリスは即座に断った。
アメリカ
室内の空気が張り詰める。
イギリス
イギリス
フランス
アメリカ
アメリカは舌打ちしながらも椅子から立ち上がった。
アメリカ
イギリス
イギリスが呼び止めた。
アメリカ
イギリス
アメリカ
イギリス
アメリカ
アメリカ
アメリカがにじり寄る。
イギリス
イギリス
アメリカ
アメリカ
(バタン!)
ドアを乱暴に閉めて、アメリカは去った。
フランス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
フランス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
フランス
フランスは短く返事をした。
イギリス
イギリス
イギリスは落ち着いた様子でスーツを整え、語り始めた。
フランス
イギリス
イギリス
イギリス
フランス
イギリス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
フランスは小さく頷いた。イギリスの言葉には、疑う余地もないほどの説得力があった。
彼の観察と推理は、まるで何手も先を読むチェスプレイヤーのようだった。
イギリス
イギリス
フランス
イギリス
イギリス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
フランス
フランス
イギリス
イギリス
イギリス
イギリス
フランス
フランス
イギリス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
二人は席を立ち、静かに部屋を後にした。
日本(大日本帝国)
日本は起きると、すぐにスーツに着替え支度を済ませた。
日本(大日本帝国)
リビングに行くと誰もいない。まだにゃぽんは寝ていた。
日本(大日本帝国)
朝食は軽くパンを食べ、玄関に向かった。
日本(大日本帝国)
日本(大日本帝国)
日本は玄関を開けて、国連へと向かった。
ここ数週間で、少しずつ歪んできた“いつも通りの日常”。
気づかないところで、既に静かに壊れ始めていた。
やがて訪れる破局に、誰も気づかぬまま。
(つづく)