この作品はいかがでしたか?
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その世界では マニアと呼ばれる病気があった。
マニアとは、記憶障害ととても似ていて、 治療方が未だに無い、とても厄介な病気だった
ある日、1人の少女と出会った。
私
少女
私
私
少女
名前の存在を知らない少女。
すぐに分かった。 彼女はマニアを負っている。
私
少女
私
重度のマニアだ。 ここまで重度なのは珍しい。
私
少女
常識すら知らない、赤ん坊より知能が低い少女。
【私】はその少女を見て言う
私
少女
私
少女
少女
私
少女
【普通】の少女なら警戒し、対抗するであろうが、その少女は何一つ抵抗を見せない
ひたすらに着いて来るので、こちらが恐ろしくなるぐらいだ。
それ程、少女のマニアは重症なのだ。
家に上げて、約1時間程経った。
少女には驚かされる。 ソファに座らず床に座り、冷蔵庫の中から肉を取り出しては、生のまま食べるのだ。
私
少女
少女
私
私
少女
私
本当に、何も知らないらしい
私
あぁ、いい事を思いついた。
この【少女】を利用しよう
【私】は少女に【マニア】という名前を付けた。
それはもう大はしゃぎしていた。 名前を付けられただけで、あれ程までに喜ぶものなのか。
正直、最初は名前の存在の説明からだったので、とても困ったが、何とか理解してくれたらしい。
私
私
そして【私】は、【マニア】を利用した
彼女をある家へと尋ねさせただ。
そして翌日、その家で起こった残酷な出来事は、全ての新聞の表紙を飾り、【正体不明の通り魔事件】と名付けられた。
【マニア】はとても素直だ。
あれをやれと言ったら即座に行い、【私】の欲求を満たし、人を殺める事に罪悪感を持たず、純粋無垢な殺人鬼となったのだ。
あぁ、手離したくない。手放さない。
私
ある日、【マニア】がヘマをした。
その日は逃げきれたが、段々と居場所が特定され、そして今、追われている状況下にあるのだ。
私
私
私
絶対に買い殺してやる。と、【私】は誓った
私
私
私
私
私
私
私
少女
私
私
そしてその【女】は捕まった。
マニア
マニア
マニア
マニア
マニア
刑事
刑事
刑事
刑事
刑事
刑事
立ち上がった時、目の前に居たのは、自分が保護した少女だ。
マニア
マニア
視界がぼやける。
刑事
【少女】はニッコリと笑う
マニア
マニア
マニア
【少女】は微笑みながら話しかけるが、それに答える声はなかった。
あの【正体不明の通り魔事件】が再び起きた。
記者
記者
記者
少女は笑って
マニア
マニア
そう言って、去っていった。
そしてその後、その新聞を売っていた記者が亡くなったと、ニュースで流れた
徐々に身元がバレ始め、とある1人の【少女】が捕まったと、ニュースで流れた
【少女】は10代半ばと思われる年齢であり
自身の事を【マニア】と呼んだ
そしてその【少女】は、亡くなった。
少女は最期に、こう言い残した
少女
無知であり、無垢なる少女は、その過ちを知らずに死ぬ。
そう言われていたが
私
同期
私
同期
私
同期
私
同期
マニア?
マニア?
マニア?
だって、【少女】が死んだだけでしょ?
コメント
1件
面白かったーー!💪💪