加賀美ハヤト
青色の精
赤色の精
加賀美ハヤト
「戦いの基準」
甲斐田さんと話した時からずっと考えていた
私達がやっている事は、戦争と同じなんじゃないかって
言葉で、戦えないかって
加賀美ハヤト
それが影ノ者に通用したらどれだけ便利か
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
ダッ!
シュンッ…
スパッ!
キーンッ!
シュッ!
ドシュッ!
赤色の精
赤色の精
赤色の精
赤色の精
加賀美ハヤト
いきなりマシンガントークを繰り広げられる
そのせいで心に小さな希望が芽生えてしまう
「話し合いでこの方々と…」
なんて叶うはずないのに
青色の精
赤色の精
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
赤色の精
赤色の精
赤色の精
今まで見た事ない程目を輝かす彼女
芽吹いた希望に水をやられている様で
くすぐったくて、もどかしくて
加賀美ハヤト
なんだか自然に口角が上がってしまいそうだった
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
青色の精
赤色の精
加賀美ハヤト
さっきの目とは正反対だ
声も低くなり、輝きなんてもの存在していない
加賀美ハヤト
だけど
加賀美ハヤト
赤色の精
赤色の精
赤色の精
赤色の精
ホントにこの方は不思議な方だ
輝きを失った魂も、もう一度輝きを灯す事もあるらしい
赤色の精
加賀美ハヤト
急に後ろから花の香りが漂う
振り返ると、そこに居るのは
黄色の精
中性的で幼い雰囲気が漂う、金髪の髪が肩まで揺れる
可愛らしい人だった
加賀美ハヤト
黄色の精
黄色の精
加賀美ハヤト
話し合いでするとは言ったものの…
信じて大丈夫なのか?
何をトリガーにして黄色の精が出てきた?
加賀美ハヤト
信用していいのか?
黄色の精
急に黄色の精の顔が引き攣る
まるでこちらの心情を察したかの様に
黄色の精
加賀美ハヤト
急に甘い香りがして、心が宙に浮く
意識が遠のいていく
黄色の精
黄色の精
バタッ
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