遥輝
……(考えてても仕方ないな…)
遥輝
…あれ?身体が重い……ってアイクさん…寝てる……
遥輝
起こすのも悪いし…このままにしておきましょう
遥輝
(はは、寝顔…可愛いな。アイクさん)
ガチャ
遥輝
っ!?
琴音
あ!遥輝!良かったぁ…もう目を覚まさないと思ったよ!
遥輝
しー!悪かったから少し声の音量低くしてー!
琴音
うぇ?あ、ごめん!アイクが寝てたんだね
琴音
アイク、今日までずっと付きっきりだったんだよ?
遥輝
…え?何日間寝ていたんですか?
琴音
1週間は経ってるね
遥輝
……おおう
琴音
あ、その間学校は無かったから安心して?
遥輝
それなら安心ですね
琴音
私は皆にこの事伝えてくるね
遥輝
分かりました。
遥輝
……アイクさん……ありがとう
アイク
んー?何がですか?
遥輝
っ!?起きてたの!?
アイク
今起きました
遥輝
あ、看病ありがとうね
アイク
いいですよ、そんなの気にしない方がいいです。仲間がピンチの時は助けるのが普通です
アイク
それに自分がもっと早く着いてたり、遥輝を1人にしてなければ遥輝があんな目にあわずに済みましたからね
アイク
ってかさっき誰か来てました?
遥輝
琴音が来てて、皆に起きた事伝えるって言って行ったよ
アイク
そうですか、ならもうすぐ来るでしょうか
ガチャ
アイク
お、噂をすればって奴ですね
とも
遥輝!目が覚めたんだ!良かった!
ソーラ
玄関で血だらけになって倒れてたんですよ!?
アイク
何があったんですか?
遥輝
皆が帰ったあと、少ししたらチャイムが鳴って……扉を開けたら人が居てその瞬間腹部に鋭い痛みが来て…
遥輝
そして、気付いたらアイクさんが横で寝ていて、この部屋に居ました
クミ
「その人はどんな人?」
遥輝
えっとー
遥輝
こんな人でした
クミ
(っ!?兄さん!?)
夏帆
あら?上手…だけど知らないわね。こんな人
アイク
自分も知りません
大翔
俺も知らねぇな
蓮
俺も知らねぇ
陽菜
私も知らなーい
あちゃみ
あたしもー
wato
俺も知らん
バステン
自分も知りませんね
琴音
私も知らなーい
クミ
「私も知らない…」
遥輝
誰も知らないかぁ…
一方その頃富秋達の方は
富秋
玖宛、どうだった?
玖宛
油断していたようだったから、心臓を1突きしてやったよ
若華
あれ?それなら安心なんじゃない?
蒼花
いいえ、その後死ぬ時間以内にアイクが来てしまって、ソーラ姉さんが回復して未だ生きているわ
蓮鳴
あ~なるほどね。……ふぅむ…アイクさんとソーラさんかぁ…
若華
アイクさんとソーラさんか…
藍華
兄さん達からしたらいい事かもしれないかもだけど…私達からしたら余計な事ね
番号1169「涼夜」
そうですね…
番号1168「瑠花」
脅威は少しでも無くした方がいいのですが……
番号1167「氷郎」
どうしたものでしょうか
1166「祐斗」
我らクローンが言っても良いかもですね
富秋
とも兄さん達……貴方は世界を壊そうとしてるのに気付いてます……?
富秋
私達は世界を救おうとしてるのです。だからこそ、私達は貴方の敵となるわ
あちゃか
あちゃみ姉さん。私達は世界の為にこの計画を行うんですから、私達はあなたの敵になりましょう
藍華
アイク兄さん。私は貴方の敵になりましょう。貴方の為、世界の為なのよ。
玖宛
クミ…俺はお前の敵になろうとも、お前が俺らの脅威に味方するのなら、俺達はお前らの脅威になろう
若華
wato兄さん…何故貴方は世界を敵に回そうとするのですか?私達は貴方を守る為なのです。富秋、私は貴方と戦います
富秋
貴方がいいのならね
若華
勿論よ。
蒼花
私も共に戦うわ
富秋
勿論構わないわよ
蒼花
ソーラ姉さん…貴方達は世界を壊そうとしているの。だから私達が守るの。
蓮鳴
バステン兄さん。私達は世界を守るの、世界を壊そうとしてるんだから、終わったらたっくさん褒めてよね!
陽菜
…よくわかんないけどさ、私らの敵になるって事だよね、そいつ。私達の仲間に手を出すなんて、許せないわ。絶対勝つ!
蓮
おう!俺達の仲間に手を出したんだから!絶対許さねぇ!絶対に勝ってやる!
大翔
そうだな!俺達の仲間を殺しかけたんだ!絶対許さねぇ!絶対に勝ってやる!
夏帆
そうね!絶対勝ってやるわ!今の学生!ナメんじゃないわよ!仲間の為なら!命掛けてやるわよ!
琴音
あたしらの仲間に手を出したこと、後悔させてやるわ!絶対に勝つ!そして、遥輝に手を出した事後悔させてやる!
バステン
そうですね!たとえどんな敵であろうと、許しません!後悔させてやります!遥輝を殺しかけた事を後悔させてやります!
wato
そうやな!1人で出来ないような事でも、皆とならいけ?気がする!
あちゃみ
そうね!絶対勝って絶対後悔させてやる!遥輝に手を出した事を許さないから!
クミ
「私だって!大切な仲間を傷付けられて黙って居られない!(お兄ちゃんが相手だろうと)私は、私達は負けない!絶対後悔させる!」
ソーラ
そうですね!たとえどんな敵だったとしても、世界を敵に回しても、仲間を守れるなら、私は世界も敵に回しましょう
とも
俺だって、遥輝を傷付けられて黙ってはおけない!大切な仲間を傷付けて、そのまま放っておくなんて出来ない!
アイク
自分だって!遥輝を守りたい!それに、遥輝に危害加えた事後悔させます!
アイク
(それに、遥輝には借りがあるし、これは恩返しです、自分の今があるのは遥輝のおかげですから)
遥輝
……皆…ありがとう
アイク
いいですよ。ピンチの時は助け合う。これが仲間ってものでしょ?
遥輝
アイクさん……そうだね!
遥輝
(たとえ、どんな相手だろうと
たとえ、この身滅びようと
俺達は負けない。
絆があるから、能力だけじゃない、
少しだけだったとしても、紡がれている絆がある。だから、たとえどんな相手にも負けない!)
たとえ、この身滅びようと
俺達は負けない。
絆があるから、能力だけじゃない、
少しだけだったとしても、紡がれている絆がある。だから、たとえどんな相手にも負けない!)
遥輝
皆!
とも
どうした?
アイク
遥輝、どうしました?
遥輝
絶対に!勝って、相手が誰を敵にしたか、分からせて、後悔させてやろう!
12人
おう!