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Grand Murder Game

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Grand Murder Game

8 - ④ 僕らの趣味は同じです 続

♥

50

2021年01月06日

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要 アキラ

失礼します

課長(犬飼 警部)

桜岡署から来ました

ウツミ 警部

ああ、犬飼警部と要巡査部長ですか

ウツミ 警部

どうぞ

要 アキラ

ありがとうございます

要 アキラ

(着いたけど……)

要 アキラ

(連絡するのはあとでいいか)

ウツミ 警部

私はこの「特殊事件捜査係」係長のウツミといいます

課長(犬飼 警部)

桜岡署の犬飼と要です

課長(犬飼 警部)

よろしくお願いします

要 アキラ

(o_ _)oペコリ

客観的に見て顔が整ったウツミは

ホワイトボードの方を見た

ウツミ 警部

今分かっているのはこの程度ですが

ウツミ 警部

間違いなどはありませんか?

課長(犬飼 警部)

要 アキラ

要 アキラ

はい、問題ないです

ウツミ 警部

それでは捜査会議をはじめます

要 アキラ

・・・。

要 アキラ

(そろそろ送るか)

要 アキラ

課長

課長(犬飼 警部)

ああ、送っていいよ

要は携帯を取り出すと

メッセージ作成画面を開いた

宛先に加藤のアドレスを入れる

ウツミ 警部

・・・?

ウツミ 警部

何をしているんだ?

課長(犬飼 警部)

すぐに分かりますよ

要は画面から目を離すと 課長に目配せをした

その瞬間

捜査員

!?

ウツミ 警部

どうした?

捜査員

ぱっ…パソコンが勝手に……!

パソコン画面が切り替わり プロジェクターが作動する

ウツミ 警部

何が起こっているんだ!?

作動したプロジェクターから 映し出された画面には

1人の男が現れた

捜査員

!?

※以下のテロップはパソコンから発せられる声です。

? 「どーもっ

捜査会議って

こんなに大勢でやるんだね〜」

ウツミ 警部

なっ!

ウツミ 警部

誰だ?お前……

? 「僕〜?

僕は『ケン』って言うんだ〜」

ケン 「そっちじゃ

藤田って名前なのかな」

ウツミ 警部

こいつが……藤田……

ケン 「かなめくん、ありがとねー」

要 アキラ

・・・。

捜査員

!?

捜査員

どういうことだ!?

課長(犬飼 警部)

ああ、言い忘れていました

ウツミ 警部

何だ

課長(犬飼 警部)

俺ら、藤田から連絡があった時

課長(犬飼 警部)

動画で繋がってたんですよ

課長(犬飼 警部)

大した情報もなかったので

課長(犬飼 警部)

言う必要ないと思ったんですけどね。

ウツミ 警部

そんな大切なことをなぜ言わない?

ウツミのその目つきは

獲物を捉えた獣のようだった

要 アキラ

……っ

ケン 「まぁまぁ怒らないでよ笑」

ゲームの内容はもうパソコンに送信済みだから

詳細はそれを見てね♬」

捜査員

確かに送られてきています!

ケン 「確認したよね?

それじゃ、ゲームの再開だ

最も、停止なんて してないけどね?」

スクリーンに映った画面が切り替わる

そこには

先程同様赤の液体で汚れた椅子に 縛りつけられた

加藤の姿があった

ただ1つ違うのは

ずぶ濡れなことだ。

それに気が付かないほど

馬鹿な警官はここにはいない

要 アキラ

なっ……!

要 アキラ

先輩に何をした!

ケン 「何って〜……

かなめくんの名前を吐かせただけだけど?」

要 アキラ

──っ!

課長(犬飼 警部)

ボソッ[感情的になるなよ]

要 アキラ

[……分かってます]

ツウさん

上手くいったみたいだね〜

ハク(白星 カンタ)

だね

タク(田原 クニヒコ)

この後はどーするんや?

大家さん(大家 絵里)

あの計画の始動?

ケン(藤田 マモル)

かなぁ……

加藤 リョウ

(あの計画……?)

ケン(藤田 マモル)

まぁでも、

ケン(藤田 マモル)

それは明日にするよ

ミサト(山崎 ミサト)

だよね〜

加藤 リョウ

(まさか)

加藤 リョウ

(まだ何か起こす気か……?)

ケン(藤田 マモル)

そーだっ

ケン 「言い忘れてたけど」

課長(犬飼 警部)

・・・?

ケン 「こっちからも仕掛けるからね?」

ウツミ 警部

仕掛けるって……

要 アキラ

(一体何をするつもりだ?)

スクリーンにケンの顔が 再び映し出される

ケン 「僕らはそこらの殺人鬼とは違う

目的を持って人を殺す

今回だと 君たちを追い込む

そのためにリョウさんがいるんだよ?」

要 アキラ

どういう……意味だ?

ケン 「結論から言うと

今日から一週間

リョウさんのモノを1つずつ頂く

ってこと」

課長(犬飼 警部)

それは……つまり……?

ケン 「7日後に僕らを捕まえられなければ

リョウさんは確実に

死ぬって事だよ

今日は指でも貰おうかな」

要 アキラ

な……!

ウツミ 警部

こいつ……

ウツミ 警部

狂ってやがる

スクリーンには

ニタリと嗤うケンの顔が映っていた

ケン(藤田 マモル)

今の聞いてたよね?

ケン(藤田 マモル)

リョ〜ウさん?

加藤 リョウ

・・・。

加藤 リョウ

(もし本当ならば)

加藤 リョウ

(俺は今から指を切り落とされるのか……?)

ケン(藤田 マモル)

ふふ

ケン(藤田 マモル)

震えてるね

加藤 リョウ

フイッ( ;¬ ¬ )

ケン(藤田 マモル)

(^^)クスクス

ケン(藤田 マモル)

タクさぁん

タク(田原 クニヒコ)

なんや?

ケン(藤田 マモル)

リョウさんの指

どれが欲しい?

加藤 リョウ

ーっ……

タク(田原 クニヒコ)

そうやなぁ

リョウの座る椅子の 肘掛けに置かれた両手を

舐めるように見たあと こう言った

タク(田原 クニヒコ)

やっぱり

タク(田原 クニヒコ)

右手の人差し指やなぁ

タクはリョウの右手を 左手でとると

右手でリョウの指を撫でた

タク(田原 クニヒコ)

1番綺麗やしなぁ……

加藤 リョウ

っ……

ケン(藤田 マモル)

りょうかーい

ケン(藤田 マモル)

それじゃあ

ケン(藤田 マモル)

あれ、持ってきて?

タク(田原 クニヒコ)

お?

タク(田原 クニヒコ)

俺のお手製の切断機か?

加藤 リョウ

・・・?

ケン(藤田 マモル)

そうそう

加藤 リョウ

(お手製の)

加藤 リョウ

(切断機……?)

ケン(藤田 マモル)

あれなら

いい声で鳴いてくれそうだしね

加藤 リョウ

……っ……

ハク(白星 カンタ)

取ってきたよー

ハク(白星 カンタ)

これで合ってる?

タク(田原 クニヒコ)

おお、合っとるで〜

ミサト(山崎 ミサト)

(自分で取りに行けよ汗)

ハクの持ってきた金具のようなものは

よく見ると2つあった

1つは四角い鉄製の箱枠のようなもので

もう1つは包丁のように研がれた

薄い鉄板だった

タク(田原 クニヒコ)

はい、

ケン(藤田 マモル)

え、なんで僕に渡すの?

タク(田原 クニヒコ)

いや、やりたいかなぁ思て。

ケン(藤田 マモル)

それは……やりたいけど…

ケン(藤田 マモル)

ケン(藤田 マモル)

いいの?

タク(田原 クニヒコ)

ええよ

ケン(藤田 マモル)

じゃあ遠慮なく。

その2つの機具を受け取ったケンは

くるりと、リョウの方を見た

ゆっくりと歩み寄ってくる

ケン(藤田 マモル)

ほら、これ

ケン(藤田 マモル)

タクさんの手作りだよ〜

ケン(藤田 マモル)

凄いよね

ケン(藤田 マモル)

こんなの作っちゃうなんてさ

加藤 リョウ

・・・。

箱型の方をリョウの人差し指に置いた

すると、丁度いいサイズだったのか

箱型の枠に リョウの指はしっかりと収まった

加藤 リョウ

(これ専用に作ったのか……)

ケン(藤田 マモル)

はぁい

ケン(藤田 マモル)

力抜いてくださいね〜

指の付け根に鉄板が当たる

加藤 リョウ

……っ

その冷たさとケンの構える金槌が

怖かった

ケン(藤田 マモル)

・・・。

ケン(藤田 マモル)

怖いの?

加藤 リョウ

加藤 リョウ

怖くなんかねぇよ

ケン(藤田 マモル)

ふぅん

ケン(藤田 マモル)

力むと

痛いよ?

加藤 リョウ

ケン(藤田 マモル)

まぁでも

ケン(藤田 マモル)

いい声で鳴いてくれたら

ケン(藤田 マモル)

それでいいけど

加藤 リョウ

加藤 リョウ

誰が鳴くかよ

ケン(藤田 マモル)

それ

ほんと?

ガンッ

加藤 リョウ

く……っ

身に食い込んだ鉄板が

更に痛みを生み出す

加藤 リョウ

ぐ…くっ……あ''あああああ!

ガンッ

加藤 リョウ

う''ああああああっ!

研がれた鉄板が骨をゆっくりと削る

その音が

生々しく部屋中に響き渡った

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