『約束絶対に守るから…』
一つの失われた命と
一つの救われた命
あたしにとっての唯一の友達との約束が
彼に…彼らにあわせてくれた
これは運命の出会いなんだろうね
ありがとう。あなたのおかげであたしは何回も救われたよ
これは病気を治して強く生きる女の子と
個性豊かな男の子たちのお話
小さいころ病院で泣いているあたしによく、お母さんが言っていた
「あのね、世の中にはこわーいと思っちゃう人がいるけどそんな人こそ実はいい人だったりするの」
「お父さんも最初はすごく怖いところにいてね。お母さんもびっくりしたんだけど後々いいひとだって気づいたの」
「だからね?どんなに怖くても人を見た目で判断しちゃだめよ?」
「お父さんも?」
「そう。お父さんもお父さんとお母さんの友達も」
「だからね、あなたもどんな人でも大切なお友達をつくりなさい」
「うん!わかった!」
「あたしも、おじちゃんたちみたいなお友達作る!」
「よーし!だったら早く元気にならなくちゃね?」
「うん!がんばる!」
高校2年生の夏
10年ぶりの日本
あゆみ
あたしは新しい制服に身を包み、東雲学園の門をくぐった
夏休み明け
2学期がスタートするこの日にあたしは、東雲学園へ転校をした
元々公立だったこの学校は何年か前に私立に変わってあたしみたいな生徒も受け入れてくれる体制に変わったそう
転校初日はやっぱりじろじろ見られたりしたけど、何んとかのりきり
あたしはある場所に向かった
あゆみ
それにしてもおっきないえ
いや、これは屋敷って言った方がいいかも
本当にここ?
なんて不安になりつつも
ピーンポーン
大きな門にあるインターホンを押してみた
?
ふんわりとした、優しい声の女性の声がインターホンから返ってくる
あゆみ
あゆみ
あゆみ
?
まだ、学校か。確かにあたしの学校が終わってまっすぐにここに来たから仕方ないよね
仕方ない、出直そう
あゆみ
そういい、あたしは帰路に就いた
あゆみ
お母さん
かえって早々、お母さんの質問攻めにあう
あゆみ
お母さん
あゆみ
りっちゃん
りっちゃん
リビングに入るとコーヒーを飲みながら笑っているりっちゃんがいた
あゆみ
りっちゃん
りっちゃんはあたしのおばさんみたいな存在で、もう30後半なはずだけど20代に見えるくらいきれいな人で
あゆみ
りっちゃん
あゆみ
お母さん
あゆみ
かえちゃんっていう小学生のお母さんでよく授業参観で声かけられたりして、旦那さんは苦労が絶えないんだって
よくあたし旦那さんがそうだんしにきていたのが懐かしい
お母さん
あゆみ
あゆみ
りっちゃん
あゆみ
春乃
あたし、春乃との約束果たすからね
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
はなもち
コメント
2件
待ってます‼️
了解です! 莉子ちゃんの話も楽しみですが、この話もすぐ好きになりそう…(てかもう好き)