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静寂に満ちた地下室に太宰の断続的な嗚咽だけが反響していた
中也の指が太宰の最後の一線を無慈悲に弾いた瞬間、太宰の意識は真っ白な閃光に呑み込まれた
太宰
太宰の背中が壊れた人形のように激しく反り返る
拘束された手首が枷を引き千切らんばかりに暴れ、椅子がガタガタと床を叩く
だがどれほど体を捩らせようとも、中也の掌からは逃げられない
中也は太宰の腹部を容赦なく押し切り、太宰の内側で膨れ上がった限界を強引に外に押し流そうとする
太宰
太宰の絶叫が空気を切り裂いた
次の瞬間、太宰の意思を完全に無視して熱い温度が堰を切った
温かな奔流が衣服を濡らし、太宰の太腿を伝い、冷たい床へと滴り落ちていく
かつて誰もが畏怖した最年少幹部としての誇りも鉄壁の理知もその熱い雫と一緒に全てが床へと流れ出していった
太宰の瞳は大きく見開かれ、焦点が定まらないまま虚空を見つめている
自分の意思で止めることのできない喪失の感覚
出し切ってもなお止まらない痙攣
太宰は喉を鳴らし、涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔を歪ませてただ無様に喘ぎ続けた
太宰
やがて、すべてが床に広がり、太宰の体から力が抜けた
項垂れた首筋に中也がゆっくりと指を這わせる
中也
中也の声は勝利を確信した獣のように低くどこまでも残酷だった
床に広がる敗北の証を見つめながら太宰は力なく笑おうとしたが唇はただ震えるばかりだった
中也は放心状態の太宰の耳を甘く噛み、最後の一言を突き刺した
中也
中也
中也
太宰の瞳から最後の熱い一滴が零れ落ちた
それはプライドの終焉であり、中也という存在に心身ともに隷属した新しい関係の始まりでもあった
パピコォォォ
パピコォォォ
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コメント
6件
ちょっと、すき過ぎてやばいです…ᡣ𐭩🫵🏻😖💞💯 友達からでもいいですか?
好きです結婚してください