テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#鬼滅の刃オリジナルストーリー
アニア
1,570
504
12,470
511
コメント
1件
第14話読み終わったよ!無限城での瀬那ちゃん、マジでかっこよかった…!童磨相手に雪の呼吸と華の呼吸を組み合わせて、しかもカナエ姉さん&しのぶ姉さんとの連携とか胸熱すぎる。宇髄さんたちが客席で応援してる演出もグッときた。瀬那ちゃんの「ふざけんな」は最高の一言だったわ。藍華さんの想いも継いでて、感動した。続きが気になる!
鬼殺隊本部――。 静まり返る屋敷へ向かって、 柱たちと炭治郎たちは全力で駆けていた。
さねみん
冨岡義勇は一言も発さず、 ただ真っ直ぐ前だけを見て走る。 伊黒小芭内の肩の鏑丸も 落ち着きを失ったように動いていた。 悲鳴嶼行冥は数珠を握りしめながら、
悲鳴嶼さん
甘露寺蜜璃は涙を浮かべ、
密璃さん
そして炭治郎も必死だった。
炭治郎くん
無一郎も、
むいむい
その時―― 目の前に、 お館様の屋敷が見えてきた。 しかし。 屋敷は激しく損壊し、 煙が立ち上っていた。
炭治郎くん
炭治郎の顔が青ざめる。 蜜璃は口元を押さえ、
密璃さん
しのぶも目を見開く。
しのぶさん
立ちこめる煙の中へ、 柱たちと炭治郎、 その瞬間―― 悲鳴嶼行冥が目を見開いて、
悲鳴嶼さん
鉄球を構え、 大地を震わせるほどの声で叫ぶ。
悲鳴嶼さん
炭治郎くん
無惨は柱たちを見回し、冷たく笑う。
鬼舞辻無惨
その時だった。 無惨のすぐ近くに、 一人の女性が立っていた。 珠世さんだった。 炭治郎が驚く。
炭治郎くん
無惨は不快そうに珠世を見下ろす。
鬼舞辻無惨
次の瞬間―― 珠世が無惨の体を 両腕でしっかりと拘束する。
珠世さん
珠世さん
珠世さん
悲鳴嶼行冥は地面を強く踏み込み、 鎖を大きく振る。 ガァァァン!! 鉄球が唸りを上げながら無惨へ飛ぶ。 無惨はとっさに身をひねるが―― ドォン!!
悲鳴嶼さん
義勇が水の呼吸で斬り込み、 実弥が風の呼吸で追撃する。 伊黒は蛇のような軌道で間合いを詰め、 蜜璃はしなやかな太刀筋で斬撃を重ねる。 無一郎は霞のように姿を消し、 一瞬で無惨の背後へ。 しのぶは珠世を守るように前へ立つ。 炭治郎も力強く踏み込んだ。
炭治郎くん
九条瀬那
バキィィィン!! 産屋敷邸の下から、 巨大な空間が広がる。
ないので無限城の中これで
炭治郎は落ちながら周囲を見る。 そこには柱たち。 義勇、実弥、伊黒、蜜璃、 悲鳴嶼、無一郎、しのぶ。 そして――
九条湊さん
九条瀬那
九条瀬那
九条湊さん
隊士のみんな
隊士のみんな
そして鬼殺隊は、 それぞれ別々の場所へ と飛ばされていく。
無限城。 瀬那ちゃん達の前に現れた上弦の肆。 その姿を見た瞬間、 瀬那ちゃんの手が止まる。
九条瀬那
そこにいたのは、 かつて自分を支えてくれた人。
九条瀬那
鬼の目になった女性は、静かに笑う。
霧里藍華
霧里藍華
霧里藍華
九条瀬那
九条瀬那
霧里藍華
一瞬で無限城の空間が 紅い華で埋め尽くされる。 その華に触れた瞬間、 動きが鈍る。
九条瀬那
九条瀬那
霧里藍華は近づく。
霧里藍華
霧里藍華
九条瀬那
霧里藍華
紅い華と白い雪。 正反対の二つの力が無限城でぶつかる。
無数の紅い花弁が刃となり、 瀬那ちゃんへ迫る。
霧里藍華
しかし―― 瀬那ちゃんは静かに目を閉じる。
九条瀬那
九条瀬那
雪の呼吸ではなく―― 別の力を感じ取る。
九条瀬那
霧里藍華の目が見開かれる。
霧里藍華
瀬那ちゃんの周りに、 白い雪と淡い華が舞い始める。
九条瀬那
九条瀬那
無数の華の斬撃が広がる。 霧里藍華の血気術の紅い華を、 一つずつ消していく。
霧里藍華
霧里藍華
霧里藍華
紅色の髪が夜の光に揺れる。
霧里藍華
そして―― 霧里藍華は静かに消えていった。 無限城に残ったのは、 雪の中に咲く一輪の華だけだった。
無限城の一室。 冷たい空気が広がっていた。
童磨(…主は嫌い
童磨が笑う。 その前には―― 胡蝶しのぶ。 そして―― 胡蝶カナエ。
その瞬間―― 氷の蓮華が咲く。 しのぶさんとカナエ姉さん が攻撃を避ける。
童磨(…主は嫌い
その時。 ドンッ!! 遠くから大きな音が響く。 童磨が振り向く。
童磨(…主は嫌い
崩れた壁の向こうから―― 一人の少女が現れる。 白い髪。 雪のような羽織。 刀を握った瀬那ちゃん。
九条瀬那
九条瀬那
二人が驚く。
しのぶさん
胡蝶カナエ
童磨は目を細める。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
瀬那ちゃんは刀を向ける。
九条瀬那
しのぶさんの想い。 カナエ姉さんの想い。 そして―― 霧里藍華が託した華。 全部を胸に。
九条瀬那
胡蝶カナエ
しのぶさん
無限城に―― 雪華、花、蝶が舞い始める。 童磨との決戦が始まる。
童磨(…主は嫌い
胡蝶カナエ
瀬那ちゃんは刀を握る。
九条瀬那
童磨は首を傾げる。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
次の瞬間――。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
童磨が扇をゆっくり開く。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
童磨の周囲から細かな氷の粒が舞う。 しのぶさんがすぐに気づく。
しのぶさん
しのぶさん
童磨(…主は嫌い
扇を振る。
童磨(…主は嫌い
無数の氷の蓮の花びらが広がる。 ヒュンッ!! 周囲を切り裂く氷の刃。
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
しのぶさん
胡蝶カナエ
童磨(…主は嫌い
手を広げる。
童磨(…主は嫌い
氷の人形が現れる。 その姿は――童磨そのもの。
童磨(…主は嫌い
二体の童磨が同時に扇を構える。 三人の表情が変わる。
胡蝶カナエ
しのぶさん
九条瀬那
九条瀬那
胡蝶カナエ
しのぶさん
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
巨大な冷気が広がる。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
九条瀬那
九条瀬那
カナエ姉さんは優しく笑う。
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
九条瀬那
九条瀬那
九条瀬那
無数の雪の結晶と花の斬撃が、 童磨の氷を切り裂く。
結晶ノ御子の氷の人形も、 次々と崩れていく。
童磨が後ろへ下がる。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
しのぶさんが目を細める。
しのぶさん
カナエ姉さんは微笑む。
胡蝶カナエ
瀬那ちゃんの周りには、 雪の中に咲く花が舞っていた。
九条瀬那
九条瀬那
瀬那ちゃんは刀を構えたまま、 静かに見つめる。 その隣には―― しのぶさん。 カナエ姉さん。 二人の姿がある。 童磨は三人を見て、首を傾げる。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
九条瀬那
九条瀬那
三人
童磨の笑顔が止まる。 無限城に、静かな怒りが響く。 しのぶさんが小さく笑う。
しのぶさん
カナエ姉さんも刀を構える。
胡蝶カナエ
童磨は扇を片手に、 いつものような笑顔を浮かべる。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
九条瀬那
低い声。 しのぶさんとカナエ姉さん が少し驚いて瀬那ちゃんを見る。 瀬那ちゃんは刀を 肩に乗せるように構える。
九条瀬那
童磨は笑う。
童磨(…主は嫌い
童磨(…主は嫌い
瀬那ちゃんの周りの雪が激しく舞う。
九条瀬那
九条瀬那
普段の優しい瀬那ちゃんとは違う声。
九条瀬那
九条瀬那
九条瀬那
刀を握る手に力が入る。
九条瀬那
九条瀬那
九条瀬那
九条瀬那
しのぶさんは静かに瀬那ちゃんを見る。 カナエ姉さんも悲しそうに、 でも優しく頷く。 瀬那ちゃんは童磨へ刀を向ける。
九条瀬那
九条瀬那
九条瀬那
大きなスクリーンに映し出されるのは―― 無限城で童磨と戦う瀬那ちゃん達の姿。 客席では、宇髄さん、雛鶴さん、 まきをさん、須磨ちゃんが見ていた。 須磨ちゃんは手を握りしめる。
須磨ちゃん
まきをさんも真剣な 顔でスクリーンを見る。
まきをさん
雛鶴さんは静かに頷く。
雛鶴さん
そして―― スクリーンの中で童磨が、
童磨(…主は嫌い
と言った瞬間。 客席の宇髄さんが立ち上がる。
宇髄さん
須磨ちゃんも思わず叫ぶ。
須磨ちゃん
まきをさんが止める。
まきをさん
でも声は震えていた。 雛鶴さんも悲しそうにスクリーンを見る。
雛鶴さん
画面の中で瀬那ちゃん が怒りを込めて言う。
九条瀬那
九条瀬那
その瞬間―― 宇髄さんの表情が変わる。
宇髄さん
宇髄さん
須磨ちゃんは涙を拭く。
須磨ちゃん
まきをさんも拳を握る。
まきをさん
雛鶴さんは優しく微笑む。
雛鶴さん
そしてスクリーンには―― 雪と花が舞う必殺の一撃。 宇髄さんが立ち上がって叫ぶ。
宇髄さん
宇髄さん
その時ーー。
お館様
宇髄さん
お館様
何が起きたかと言うと・・・ ここではスクリーンでしか見れません。
九条瀬那
九条瀬那
巨大な雪のシールドが広がり、 お館様とあまね様、子供達を守る。
ドォォン!! しかし雪の壁は崩れない。 スクリーンを見ていたお館様は、 穏やかに微笑む。
お館様
あまね様も頷く。
あまね様
スクリーンの中の 瀬那ちゃんは、 無惨を睨む。
九条瀬那
会場の宇髄さんが笑う。
宇髄さん
須磨ちゃんは感動して涙目になる。
須磨ちゃん
まきをさんも頷く。
まきをさん
雛鶴さんは優しく微笑む。
雛鶴さん
童磨が余裕の笑顔を浮かべる。
童磨(…主は嫌い
瀬那ちゃんは刀を構える。 その時―― ドンッ!!
九条瀬那
一瞬で景色が変わる。 雪の花びらが舞いながら、 爆音の斬撃が童磨へ向かう。 音の衝撃で童磨の動きを崩し、 雪の刃が逃げ道を封じる。
童磨(…主は嫌い
童磨が初めて焦った表情になる。
童磨(…主は嫌い
瀬那ちゃんは真っ直ぐ童磨を見る。
九条瀬那
最後の一太刀―― 雪と音が重なった斬撃が童磨を包み込む。
そしてスクリーンでは……
須磨ちゃん
雛鶴さん
まきをさん
観客席が大盛り上がり。 宇髄さん本人も腕を組みながら、
宇髄さん
童磨は笑顔のまま扇を構えていた。
童磨(…主は嫌い
そう言った瞬間―― 童磨の動きがわずかに止まる。
童磨(…主は嫌い
いつもの余裕の表情が崩れる。 瀬那ちゃんは静かに刀を握り直した。
九条瀬那
童磨が目を細める。
童磨(…主は嫌い
その毒は、かつて妓夫太郎 が使っていたもの。 戦いの中で少しずつ蓄積していた毒が、 ついに童磨の身体に影響を与え始める。
童磨(…主は嫌い
九条瀬那
九条瀬那
童磨(…主は嫌い
瀬那ちゃんは刀を 構えたまま、静かに言う。
九条瀬那
雪の結晶が舞う。 そこには、仲間を守るため に戦ってきた想いが込められていた。
九条瀬那
九条瀬那
――戦いが終わり、静かになった場所。 瀬那ちゃんが刀を下ろすと、 雪のような霧が少しずつ消えていく。 そこへ駆けつけた カナエ姉さんとしのぶさん。
胡蝶カナエ
しのぶさん
瀬那ちゃんは少し疲れた顔で振り返る。
九条瀬那
胡蝶カナエ
しのぶさん
鬼殺隊の鎹鴉が、必死に羽ばたいていた。
「報告!!報告!!」
「上弦の弐・童磨!!討伐!!」
「九条瀬那!!雪の呼吸にて撃破!!」
炭治郎くん
善逸
伊之助くん
玄弥くん
蜜璃さんはカラスを見上げて、 涙を浮かべる。
密璃さん
密璃さん
無一郎くんも空を見上げる。
むいむい
むいむい
伊黒さんは静かに目を閉じる。
伊黒さん
悲鳴嶼さんは手を合わせる。
悲鳴嶼さん
悲鳴嶼さん