私
今日は2人で遊園地に行こっか!
息子
うん!
息子
楽しみだなぁ〜
今日は、5歳の息子を連れて遊園地に行く。夫は仕事だ。
私
まず、どこに行きたい?
息子
んー、
息子
空中ブランコ!
私
いいよ
それから、夕方までたくさん遊んだ。
私
もういっぱい遊んだし、帰ろっか!
息子
嫌だー
私
えー
私
じゃあ最後にお化け屋敷に行こう!
息子
うん!
順番待ちをして、私たちの順番が来た時、
息子がやはり、怖いのか、
息子
やっぱり、行きたくないよ
と、言った
私
大丈夫
私
じゃあ、ママのスカートのすそを持ってて
私
そしたら大丈夫でしょ?
息子
…
私
…
私
じゃあ行こっか
ヒュードロドロドロ
怖い音楽が流れている
息子は、私のスカートのすそを引っ張っているようだ
私
大丈夫だからね〜
そんな事を言っていると、お化けが飛び出してきた
私
キャー!
私
怖いねぇ…
私
もうすぐだからね〜
息子
…
息子は怖いのか、黙っている。
やっと、お化け屋敷を出たところで、私が息子に言った
私
ふぅー…
私
怖かったね〜
私
じゃあ、帰ろう
私は息子の方を向いて、そう言うと、
私
やだ!!
私のスカートのすそを引っ張っているのは、私の息子ではなかった
知らない子
ふふふ
知らない子
ママ、じゃあね
お化け屋敷の中から、子供の泣き声が聞こえた
私
あっ!
私は夢中で、息子を探しに行った
息子は、お化け屋敷に入ってすぐのところにいた
あの子は誰だったんだろう…