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宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
高原ユキト 霊体
ユキトがこそこそ話し出す。
宮坂椿
ユキトの作戦は、こうだった。
宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
高原ユキト 霊体
私はその言葉を信じることにした。
自信満々のユキトの顔は少しくもっていた…気がした。
サン…ニイ…イチ…ゼロ。
ミサコの声が途絶えた。
宮坂椿
高原ユキト 霊体
宮坂椿
その時だった。
高原ユキト (野田ミサコ)
高原ユキト 霊体
宮坂椿
私は今までで一番速く走った。
宮坂椿
高原ユキト (野田ミサコ)
気づけば十五メートル先にミサコがたっている。
宮坂椿
私は勢いよく走りだしたが、石につまずいてこけてしまう。
高原ユキト (野田ミサコ)
だんだん近づいて来る。
その時だった。
高原ユキト 霊体
高原ユキト (野田ミサコ)
その瞬間ユキトが乗り移った。
高原ユキト
高原ユキト (野田ミサコ)
私から見ると一人で喋っているように見える。
ユキトは微笑んだ。
高原ユキト
宮坂椿
説得するんじゃないの?
高原ユキト
高原ユキト
そう言うと横断歩道をめがけ走る。
高原ユキト (野田ミサコ)
高原ユキト
キキィ―!ドン
ユキトは自ら飛び出した。
宮坂椿
駆け寄るとユキトは血だらけだった。
高原ユキト
宮坂椿
高原ユキト
だんだんユキトから体温がなくなって行く。
宮坂椿
高原ユキト
そこで私は気を失ってしまった。
宮坂椿
ユキトたちの分も想いも背負って生きて行く。
彼の願いが叶うまで―。
END