いじめ
つづき
これは ある小説 をもとに書いています
俺はその夜夢遊病者のように
外を歩いていた
無意識に学校へ向かっていたのだ
その時だって前なんて見ないでしただけ見てた
あと少しで学校につきそうだった頃
どんっ
赤
黄
赤
そう言って手を差し伸べた
でもその手をとらなかった
その人を抱き抱えるようにして起き上がらせてあげた
黄
なんで、さっきは手を取らなかったのに、ッ
黄
そのまま歩いていった
でも足元がふらついていた
空き缶があっても気づかず転んで
また立ち上がって歩いていった
前に電柱があって頭がぶつかりそうだった
危ないと思い引き止めた
赤
黄
赤
初対面の人にこの聞き方は失礼だったと
あとから後悔した
でもそのあといっぱいお話したんだ
最初は
敬語だったけど気づかないうちに
タメなってた
名前を聞いたら 黄 というそう
何故か黄くんとは楽に話せた
黄くんは
交通事故で目が見えなくなったそうだ
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
赤
この日からみんなが寝静まった深夜に
いつも話すようになった
黄くんといる時だけは楽しかったんだ
でもいじめはずっとつづいたまんまだった
そのうち黄くんと話しても楽しくなくなって
心は休まらなかった
桃
赤
桃
桃
桃
赤
俺は毎日そう言われるようになった
黄くんが可哀想って
数日後
桃
桃
もぶ
もぶ
桃
桃
もぶ
桃
桃
桃
何回も言われた
人間って不思議だよね
最初は
黄くんはそんなこと思うわけない
って思ってるけど
何回も言われると
俺って迷惑なんだって
唯一信じていたものを失った俺は廃人と化してきた
おれにはどこにも居場所がないんだ
そして休み時間
みんながガヤガヤ騒いでる中数々の暴力、 暴言などにピリオドを打つべく
ふらっと二階の窓から飛び降りていた__。
みんなの叫ぶ声が学校中には響いていた
記者の人達が桃くんたちに話しかけた
記者
記者
桃
桃
そう言って泣き出した
記者の人にはすごく友達思いな子に見えたんだろう
記者が去っていったあと
桃
なんてはしゃぎ出した
桃くんは昔から演技が上手くて
さっきのも泣き真似なんだよね
ごめん、急に最後に行く
ほんとごめん
最後までにあるんだけど大変すぎるから
書かない
ごめんね
そして赤は死んだ
俺が黄くんに貰ったもの
たくさんの勇気、元気、優しい心
何があっても絶対に 死 だけは考えないでね
そしてもし辛かったら
俺があなたの黄くんになるから
がんばろう
自分はなぜここにいるの、
なぜ生まれてきたの、
そう思ったら
人は愛し愛されるために生まれてくる
この言葉を思い出して
いっしょにがんばろう、!
コメント
2件
(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆ スコスコスコスコ((