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次の日
教室に行くと、なんだか視線を感じた
紗良
そう言って歩み寄ってきたのは紗良だった
紗良
・・・え?
頭の中が真っ白になった
愛美夏
紗良
紗良
紗良
そう言って紗良がみせて来たのは1枚の学校新聞だった
2年A組の佐々凪愛美夏、いじめで親友を殺害しようとしたか
そんなことがかかれていた
貼ってある写真はどう見ても合成だ
愛美夏
紗良
紗良
愛美夏
どうしてみんな合成写真だって気づかないの?
こんなの・・・デマなのに!
愛美夏
紗良
愛美夏
紗良
紗良
私が言い返そうとすると紗良が耳打ちしてきた
「余計なこと言ったらどうなるか分かってんの?」
私は金縛りされたかのように動けなくなった
今目の前にいるのは親友の優しい紗良じゃない
見憎いいじめっ子の紗良だ
紗良
紗良
紗良・・・?
何言ってるの?
紗良
周りにいるクラスメイトは目を泳がせている
クラスメイト🚺
クラスメイト🚹
愛美夏
私、今いじめられてるの?
それとも・・・本音をぶつけられてるだけ・・・・?
みんなの本音なの・・・?
本当は私など必要ないの?
愛美夏
私は溢れる涙を止めようとしながら言った
聞こえたか分からないくらいのか細い声だったけれど勇気をだして言うことが出来た
紗良
紗良
愛美夏
紗良
紗良
クラスメイト🚹
クラスメイト🚺
さっきまで目を泳がせていたクラスメイトが変貌する
優しくて割と仲の良かった友達も今や私を追い出そうとしている
紗良
そう言って紗良は私の頭の上でゴミ箱をひっくり返した
愛美夏
そしてゴミが私の頭を多い尽くした瞬間、紗良が写真を撮った
愛美夏
紗良
紗良
クラスメイト🚹
クラスメイト🚺
私は地獄にいるような気持ちだった
ゴミが臭くて汚かったからじゃない
いじめられることが苦しかった
助けてよ
こんなの毎日続いたら鬱になっちゃうよ
俊哉
俊哉
私が涙を堪えられなくなったその時、男子らしい声が聞こえた
紗良
紗良
なんと、紗良の好きな人、俊哉さんだった
俊哉
俊哉
俊哉
・・・?!
俊哉さんの好きな人が・・・私?
じゃあ・・・小6の頃紗良がいじめようとしてたのは・・・私?
もともと私の事をいじめる気でいたの・・・?!
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
なんでだろう
紗良のことを恨みきれない
紗良が・・・私の知っている優しい紗良がまだ今の紗良の心の中にいる気がして・・・
ついさっきの言葉も意地悪で言っているような気がしなかった
私は間違ってるのかな
帰り道
何故か蓮太に一緒に帰って欲しいと言われた
愛美夏
愛美夏
蓮太
蓮太
絶対に学校新聞のことを言われると思った
けど違った
蓮太
愛美夏
なんで・・・それを?
蓮太
蓮太
あぁ
さすが私の好きな人
よくそんなことに気づいてくれたね
愛美夏
私はいじめられるまでの出来事を話した
蓮太はうんうんと頷きながら聞いてくれた
紗良
紗良
家に帰ってすぐ、紗良から電話がきた
本当は出たくなかったのだが、でろと言われて出るしかなくなった
紗良
愛美夏
紗良
紗良
紗良
紗良の声は震えていた
愛美夏
紗良
紗良
紗良
そう言って紗良は電話をブチりと切った
紗良
蓮太
蓮太
紗良
紗良
蓮太
蓮太
紗良
紗良
蓮太
蓮太
蓮太
蓮太
蓮太
紗良
蓮太
紗良
蓮太
紗良
紗良
蓮太
蓮太
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
蓮太
蓮太
紗良
紗良
紗良
紗良
紗良
蓮太
蓮太
紗良
紗良
紗良
蓮太
蓮太
蓮太
紗良