Runa
…はぁはぁ
Rei
…おい
Rei
琉奈、大丈夫か?
Runa
…え、ええ
Runa
心配してくれてありがと…
Rei
…(本当にひとりで帰れるのか…?)
Syun
おーい!一緒に帰ろーぜ〜
Rei
あーごめん、今日無理そうだわ
Syun
…は!?お前、彼女でもできたのかよ!?
Rei
いやなんでそーなる
Syun
だってよー
今までずっと一緒に帰ってたのに急にひとりで帰るなんて…
今までずっと一緒に帰ってたのに急にひとりで帰るなんて…
Rei
(まあひとりでとは言ってないけど…
こいつには黙っといた方がいいな…)
こいつには黙っといた方がいいな…)
Rei
そんなこと言っても、家の事情かもよ?
Syun
…確かに!
Rei
(こいつ、どんだけ頭悪ぃんだか…)
Rei
じゃーな
Syun
おう!またあした!
Runa
…はぁはぁ
Runa
…はぁ
Rei
おい、琉奈…
Runa
はぁ…はぁ
Rei
琉奈!
Rei
あ、琉奈!!!赤だ!!!!止まれ!!!!
Runa
…はぁ…
ききーーーーーーーーーっ
バンッ
Rei
るなああああああああああ!!!
琉奈は急いで病院に搬送されたが、植物状態になってしまった
いつ意識が戻るか分からない状況で、しかも澪はまだ琉奈に告白もできていなかった
澪は琉奈の意識が戻ってもまだなお琉奈のことを愛しているのなら琉奈にこの想いを告げようとしていたのであった
あれから、6年の月日がたとうとしていた…