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騙された提供者。

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騙された提供者。

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2019年06月27日

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僕は記憶喪失。

なのに...

余命まで突きつけられた

「何も知らない僕の物語」

...ねぇ...ここはどこ?

???

研究所。

何を研究しているんですか...?

???

...人間。

その後。

頭に激痛がはしり...。

...っ!

...って夢、か。

僕は一人暮らしをしてる

そして人と違うことは

記憶がないというか

記憶が残されないということ

そんな僕にも運命というものが まわってくる。

...脳に、腫瘍が?

担当医師

はい。ステージ4ですね。

...しゅ、手術は───

担当医師

残念ですが、脳の腫瘍でステージ4となると手の施しようがありません...。

そう...ですか。

担当医師

このまま時を待つしかないでしょう。

あー...はい。

僕は脳のガンになってから 施設に入れられた。

僕は自分の部屋に 案内された。

窓や、通気口のない 部屋だった。

...あのー

施設内にいる人

なんでしょうか。

なんで...あの窓とか通気口みたいなのがないんですか?

施設内にいる人

...すでに身体に負担がおかかりになっている人達に必要な酸素を投入しているからです。

施設内にいる人

「正常を保つ」ために。

...?あ、あぁそうなんですか。

それから僕は記憶を 無くす度に

その事が気がかりで

施設内にいる人に何度も 同じことを聞いていた そうだ。

???

いよいよだな...

施設内にいる人

えぇ。可哀想ですけれどこの方が効率がいいですものね。

???

少しでも多くの人達を救うためにやってる事なんだ。

???

気にすることはない。

施設内にいる人

そう...ですよね。

僕は記憶が消えるという 「リスク」を持っていた

だから

気づかなかった。

ある「異変」に。

いつもの時間に 夕ご飯の時間。

施設内にいる人

...夕ご飯ですよ。

あ、はい。

記憶がない僕でも

何故か嫌な予感がした。

でも...かといって ご飯を食べないわけには

いかない。

仕方なく食べていると...

ふぇ...なひこへ
(え?なにこれ)

施設内にいる人

...ごめんなさいね。脳のガンというのは真っ赤な嘘なの。あなたは至って健康なのよ。

...はふぇ?
(...は?)

施設内にいる人

あなたには...臓器提供者になってもらうの。

施設内にいる人

世の中には多くの人が、治せば大きな活躍をする人達がいる。けれど...その人達の多くが病気だったら。

施設内にいる人

その人達の命を救うためあなた「達」は提供される。

施設内にいる人

可哀想だとは思います...。けれども。こうしてしまった方が効率が...良いのですよ。

施設内にいる人

あなただけではないですよ。他にもたくさんの人達がこの施設に入れられています。

......。

施設内にいる人

あなたのいつも言ってくる質問に答えましょう。

施設内にいる人

部屋に窓や通気口がないのはあなた達を完全な状態で提供するため。

施設内にいる人

どんなことをして完全な状態にしているか...それは企業秘密です。

施設内にいる人

これからも他の人達と一緒に生きてください。

施設内にいる人

あなたには感謝しています。

そう。

この施設は

臓器提供者をつくるための

組織だった。

彼は記憶がない。

それを利用された。 ↓ なぜって?脳のガンと 診断されても「検査」したという 記憶がない。 本当に自分がガンだったのか。

皆さんも

キオツケテクダサイ

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