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此れからの春は 君と迎えたい 。

桜を見て ‘ 綺麗だね ’ って 言い合いたい 。

靡く黒いストレートの 掛かった髪に付く 、

桜の花弁を掬ってあげたい 。

きっと春は 、穏やかな 君に似合うだろうな

夏に海へ行くのも君が良い 。

暑くてしんどくても 君を見れば吹っ飛びそうだ 。

制服で裸足で 、 浜辺を歩き回りたい 。

砂浜を只管に歩いて 、

稀に打つかる石が痛いね なんて言えたらいいな 。

視界には青く美しい景色と

君だけが映っていて 欲しいと僕は願う 。

肌寒く成ってきて 人肌が恋しい時 、

僕は君と寄り添いたい 。

そして近くのベンチに座り 、 紅葉を見るんだ 。

其の隣は絶対君でいて 。

必ず君を護るのは 此の僕以外いないのだから 。

真っ白な銀世界の中に 僕は君を見ていたい 。

何処も彼処も白に 包まれていたって 、

君の美しさは 色褪せる事なんて無いだろう 。

そして雪だるまでも一緒に作ろう 。

嗚呼そうだ 、 君としたい事が山程有るんだ 。

雪が綺麗だと笑い合う事も 他にも沢山したい 。

僕がしたい事を 全て叶えられるのは君で

僕だけじゃ物足りなくて

其の役は君以外下手糞で

どうしようもなく君が良い 。

そんな君は今何を想って 誰と何がしたいの 。

其れすら僕は 知りたいと思うんだ 。

断られたら悲しいけれど 、 でも其の瞳の奥は

何時だって僕を 捉えている筈だから 。

僕も君が一番で 何を考えるのにも君がいて

誰よりも君を ＿＿＿＿＿＿

今日は君と何をしようか

目の前の椅子ですやすや眠る 君を見て想う 。

僕の我儘に付き合って貰う前に 君の我儘でも聞き入れよう 。

そう思いまた君を想った 。