翔太
翔太
昨日酔ったからか… 二日酔いになるのなんていつぶりだろう
体を起こすと 部屋の隅の方に布団を敷いて 佐久間が寝ていた。
前まで隣に寝てたのに… なんで離したんだろう
翔太
翔太
俺が先に起きたのは初めてだったから 佐久間を起こしに行く。
大介
翔太
なかなか起きないので 横に座って体を揺さぶる。
大介
大介
突然、佐久間がものすごい勢いで起き上がり 俺と距離をとった。
大介
翔太
大介
大介
翔太
昨日は町の方行って 帰ってきてからお酒飲んで… そこから記憶ないんだよな
翔太
そう呟くと 佐久間は視線を落とし、
大介
大介
翔太
大介
大介
大介
ぎこちない笑みを張り付けて 佐久間が笑った。
翔太
翔太
大介
そのまま急ぎ足で 佐久間は部屋を出ていき
俺1人が取り残される。
翔太
翔太
風呂入ったらなんか思い出すかな、と思い とりあえず俺は風呂へ向かった。
風呂から上がり
翔太
翔太
順を追って思い出そうとしてみる。
お酒回収って言われたところまでは覚えてる…
で多分、酔った俺が駄々こねて…
…あれ?
翔太
翔太
翔太
そこで、頭のもやが 一気に取り払われた気分になった。
大介
大介
翔太
で、俺は なんて返し…た…
翔太
翔太
抱きたいなら抱けば、みたいな…
翔太
そりゃ佐久間も気まずいわけだ…
翔太
翔太
流石にそんなことされたら 嫌でも覚えてるはずだし…
翔太
翔太
俺は風呂上がりの髪を拭きながら 内心ドキドキするのだった。
ばか。
ほんとにばか。
大介
大介
むかむかして つい宿を飛び出してしまったけど
雨のせいで 服が皮膚にくっついて冷たい
めっちゃ寒い
大介
大介
帰って風呂入って すっきりしたい…
でも気まずいもんなぁ… 翔太が良くても俺が。
…でも、あっちが覚えてないんだから なかったことにして振る舞えば 問題ないのか、?
そうすれば旅行が終わるまで 良好な関係でいられるし、、
大介
俺は踵を返し 宿への道を辿るのだった。
大介
翔太
ん?
なんで翔太まで 気まずそうな顔してるんだろ…
大介
大介
大介
翔太
翔太
大介
昨夜のこと聞かないでくれよ… 気まずくなっちゃうから…!
翔太
翔太
翔太
大介
大介
翔太
翔太
翔太
大介
言ってもいいのかな。 この気持ち。
だけど…旅先で出会っただけで 好きになったなんて
きっと引かれちゃう、よね
大介
大介
ぎこちないけど 誤魔化すにはこうするしかなくて
俺は翔太に背中を向けて 脱衣室に入ろうとした──
翔太
大介
俺は手首を掴まれて 後ろに引っ張られた
大介
翔太
無言のまま、 俺の手は翔太の胸に置かれた。
すごく早く、高なっていた
翔太
翔太
翔太
大介
大介
翔太
大介
大介
翔太
両想いになれたあまりの嬉しさで 俺は顔をほころばせ、
大介
大介
と囁いた。
翔太
大介
大介
翔太
大介
翔太
翔太
先導して俺を風呂へ連れてく翔太
その耳は真っ赤に染まっていた
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
5件
おめでたぁ! 最高すぎるᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ🎶
うひょー!ついに結ばれたァ‼️
最&高!