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慎二
なあ
浩平
浩平
なんだよ
浩平
つうか今普通に一緒に歩いてんだから口で言えよ
慎二
女の子二人には聞かれたくないんだよ
浩平
あーね
浩平
んでなによ。折角男女2:2に分かれて手まで繋げてんだから、手短に
慎二
夏菜子ちゃんと沙希ちゃん、一緒に住んでるって言ってたよな？
浩平
うん
言ってた
言ってた
慎二
これから飲み直す二人の家、やっぱ部屋とかベット別々だよな！？
浩平
そりゃそうでしょw
慎二
よっしゃ、マジついてる
合コン組んでくれてありがとな！
合コン組んでくれてありがとな！
浩平
ちょっと前に、沙希ちゃんに慎二の写真見せたら、めちゃくちゃタイプだって言ってたから
浩平
むしろ、お前餌にして、俺が夏菜子ちゃんいただきましたまであるわw
慎二
マジかw
なんとしても協力しながらベットまで持っていこうぜ！
なんとしても協力しながらベットまで持っていこうぜ！
浩平
ん、任せろ
慎二
頼りにしてるわ！
慎二
あーヤバ、酒無くなった！
浩平
やっぱりちょっと少なかったか。
慎二
いやいや、浩平が飲み過ぎ！
浩平
ごめんて。夏菜子ちゃんと沙希ちゃん、ちょっと出てくるね。
慎二
だな。男二人でお酒買い足しに行ってくるから、二人はここで待っててな！すぐ帰ってくるよ！
浩平
鍵、借りていくね。行ってきます。
慎二
いやー、結構買ったな。
浩平
つうかお前、流石にゴム二箱は買い過ぎ。
一箱二人でシェアすればいいじゃん。
一箱二人でシェアすればいいじゃん。
慎二
いやいや、幾つ必要になるかわかんないよ？
浩平
バカだなぁ。
慎二
つうかさ、これ完全にイケるよな？
浩平
今更過ぎ。俺と夏菜子ちゃん、お前らに見えないところでずっと触り合ってるよ。
慎二
マジか！
浩平
沙希ちゃんとお前ももう滅茶苦茶距離近いじゃん。イケるよ、大丈夫。
慎二
だよな！マジで頑張るわ！
浩平
そのガツガツっぷり引くわー……。
慎二
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不在着信
慎二
不在着信
慎二
不在着信
慎二
なあ
慎二
不在着信
慎二
起きろって
慎二
不在着信
慎二
マジで頼む
慎二
不在着信
慎二
不在着信
慎二
なあ！！！！
慎二
不在着信
慎二
不在着信
慎二
不在着信
慎二
不在着信
浩平
浩平
なに
浩平
つうか今何時…
05:31
慎二
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応答なし
浩平
お前マジふざけんなよ
浩平
疲れてんだからもう少し寝させろよ
浩平
つうか夏菜子ちゃん起こしちゃったら可哀想だろ。マジで時間考えろよ
慎二
応答なし
浩平
だから鳴らすなって！
浩平
うるせえんだよマジで
浩平
つうか沙希ちゃんとイチャついとけよ。やることやったんだろ？
慎二
慎二
わかった鳴らさない
慎二
でも頼むから、今から俺の言うこと聞いてくれ
浩平
なんなの？ウザ過ぎ
慎二
慎二
今すぐ服着て、外出る準備しろ
慎二
慎二
その子、ヤバい
浩平
はぁ？
浩平
なに？まだ酒抜けてねぇの？
慎二
慎二
５分後に部屋から出て来い
慎二
出てこなかったら、マジで引きずってでも出て行くからな
浩平
は？なにお前
浩平
喧嘩売ってんのかよ
浩平
マジでうぜぇ
慎二
慎二
黙れ
慎二
マジで頼む
慎二
何でもするから言うこと聞いて
慎二
頼む
浩平
なんなんだよマジで…
浩平
意味わかんねえ
慎二
あとで説明する
慎二
今回だけ、マジ頼む
慎二
なんなら後で殴ってくれていい
浩平
……わかった
慎二
いや、沙希ちゃんまじでごめん。
慎二
俺とコイツ、急遽休日出勤になっちゃったんだよ！
慎二
本当にごめん、また連絡するね！
浩平
おい、説明……
慎二
お前は黙っとけ。じゃあ、またね！
浩平
はぁ？
浩平
つうか、夏菜子ちゃんまだ寝てるし、俺連絡先交換してないんだけど……。
慎二
いいから黙ってくれ……！
慎二
そんじゃまた！沙希ちゃん、夏菜子ちゃんにもよろしくね！
慎二
走れ！！
浩平
え、いや……
慎二
いいから走れ！！
浩平
なんなんだよ……！
慎二
はあ………はぁ………
浩平
つうか……マジなんなの……
浩平
ゲホゲホッ！！
慎二
おぇ……くっそ、流石にここまで来れば大丈夫だよな……？
浩平
マジで説明頼む……。あー吐きそう。
慎二
ああ。
慎二
今から言う事は、冗談とかそういうの一切無いから。
慎二
それ念頭に置いて聞いてくれ。
浩平
なんなんだよ、勿体ぶるな。
浩平
早く話せよ。
浩平
折角良い気分で寝てたのに叩き起こして、挙げ句の果てに無理矢理引き摺り出しやがって。
浩平
どうでも良い話だったら、マジで殴るからな。
慎二
ああ、それで良いよ。
慎二
まず、最初にお前に謝んなきゃいけない。
浩平
は？
慎二
俺さ、色々終わって眠った後、トイレ行きたくて目が覚めたんだよ。
慎二
トイレ、夏菜子ちゃんの部屋の斜め左にあったろ？
浩平
あー、うん。
慎二
そん時にさ、お前らがどうなったか気になって、部屋覗いたんだ。ごめん。
浩平
はあ！？
浩平
キモ！流石にキモいわ！
慎二
なんて言ってくれても構わない。
慎二
それに関してはマジでごめん。
浩平
流石に無いわ。
浩平
うっぜぇー………。
慎二
ごめん。殴りたければ後で殴ってくれ。
慎二
それでさ、まあ、夏菜子ちゃんの部屋のドアをこっそり開けたんだよ。
慎二
一応言っとくけど、聞き耳立てて声は聞こえなかったから、あー寝てるんだろうなーってのは確認してから入ったから。
浩平
にしてもキモい。
浩平
無いわ。
慎二
ごめん。
慎二
それでな、まあ案の定部屋は薄暗かった。
慎二
カーテンからほんの少し光が入ってて、お前が夏菜子ちゃんに背を向けて寝てるのが見えたんだよ。
浩平
うわー……。
慎二
頼む、真面目に聞いてくれ。
慎二
それで、勿論ベッドの上にはもう一人いた。
慎二
夏菜子ちゃんがさ、全裸で上半身起こしてたんだよ。
浩平
うっわ、お前最低だな。
慎二
ちげぇよ！！！！！
浩平
デカい声出すなよ…。
慎二
俺が言いたいのはそんな事じゃ無い！
慎二
どうでも良いんだよそんなの！
浩平
じゃあなんだっつうんだよ！？
慎二
慎二
………………。
慎二
慎二
………………ってた。
浩平
は？
慎二
慎二
……………食ってたんだよ。
浩平
なんだよ？全然聞こえねえ。
慎二
だから！
慎二
慎二
夏菜子ちゃんが
慎二
ハサミ持ってて
慎二
慎二
お前の髪の毛切って、食ってた。
浩平
浩平
…………は？
浩平
……いや、流石に嘘だよな？
浩平
冗談だろ？
慎二
慎二
慎二
首、触ってみろよ。
浩平
浩平
浩平
浩平
なにこれ
浩平
切れた、俺の、毛……？
沙希
慎二くん、昨日はありがと
沙希
すっごい楽しかった♡
沙希
また会いたいな。できれば次は二人で、さ
沙希
聞いて！夏菜子ってばスケベなんだよー！
沙希
今慎二くんにメールしてたらさ
沙希
沙希
沙希
沙希
浩平くんに、ごちそうさまって伝えて欲しいって
沙希
さいてーw
沙希
あ、そうだ！
沙希
夏菜子に、浩平くんの連絡先教えておくね
沙希
二人は交換してなかったみたいだし。私が二人分聞いておいて良かった！
沙希
じゃあ、またねー♡
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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