ナレーター
第二段デス‼︎‼︎
昔を思い出す
茜音
⁉︎…だ,誰ですか⁉︎⁉︎
??
静かにしなさい…いい子だから
茜音
⁉︎⁉︎……
口を塞がれる
茜音
……ん…あ?え?なんで此処に…
茜音
…貴方は誰ですか?
??
私は尚加,貴方を誘拐したいの
尚加
貴方をこれから「殺し屋」として
育てていくために誘拐したいんだけど
育てていくために誘拐したいんだけど
茜音
誘拐……殺し屋…分かりません
茜音
何故僕なんですか?
尚加
一目見ただけでわかる
尚加
素晴らしい才能よ
尚加
きっといい殺し屋になる
茜音
っ………
尚加
?どうしたの
茜音
じゃあ,要するに,僕は貴方の駒ですか?
茜音
貴方のところに僕が行けば
貴方は僕の第二の親ということですか?
貴方は僕の第二の親ということですか?
尚加
……質問が多いわね…
尚加
まず一番初めに,「駒」と言われれば駒ね
尚加
それから,こっちへ来るなら
こっちの家で過ごしてもらうつもりよ
こっちの家で過ごしてもらうつもりよ
尚加
ていうかそもそも来るならじゃなくて
来るのよ。強制的に
来るのよ。強制的に
茜音
僕に拒否権は無いんですか…
ナレーター
ちなみにこの時の茜音くんは7歳だよ
車に乗せる
茜音
あっちょっ……
知らない道に茜音を下ろす
茜音
⁉︎此処はどこ⁉︎なんで下ろすの⁇
尚加
此処から私の家まで来ることね
辿り方は自分で探りなさい
辿り方は自分で探りなさい
車が去っていく
茜音
(僕は今,試されている‼︎‼︎)
茜音
けど,辿り方なんて,分かるわけ…!
車が通る
菜津
え⁇
菜塚
え⁇
菜詰
ん⁇何?
夏緒
どうしたの?2人とも
菜津
いや…あの小さい男の子なんだけど
菜塚
一人でいるから…迷子…かな
菜詰
声掛けてみる⁇
夏緒
いいんじゃない?
ナレーター
これが拾い親との始まりです
車を停める
菜津
僕?どうしたの⁇
茜音
え…えと…その…親?みたいな人に置いてかれて…
菜塚
え?もうそれ親じゃないでしょ
菜詰
うち来る?
菜津
ね?ママ!いいよね⁉︎⁉︎
夏緒
え?まぁ,うんいいけど……
菜塚
じゃあ決定‼︎‼︎僕,家こよ
茜音
え…あっでも!その,その人に
「頑張って私の家まで来い」って言われて
「頑張って私の家まで来い」って言われて
菜詰
だから〜もうそういう奴は
親じゃないって言ってんの‼︎
親じゃないって言ってんの‼︎
茜音
ビクッ!…ごめんなさい
菜津
ちょっと!怖がっちゃうじゃん!大丈夫だから!ね!
菜塚
ほら早く!乗って乗って‼︎
菜塚
お母さん運転‼︎‼︎
夏緒
はいはい,分かってるから
菜津
僕,名前は?
茜音
…キョロキョロ……かね…
菜詰
…なんて?
茜音
……あ,茜音っ…
菜塚
茜音!いい名前じゃん‼︎
茜音
!…////
菜塚
あんな親でも名前はいいのつけるねぇ(笑)
茜音
いや,名前をつけたのはあの人じゃありません
茜音
僕にはしっかりとした
親がいるんです…死んでしまいましたけど
親がいるんです…死んでしまいましたけど
菜詰
(あっ…地雷踏んじゃった感じ???)
菜塚
じゃあその名前は宝物なんだねぇ
茜音
あっはい! ////エヘヘ
菜津
!(カワイイ)
菜塚
(カワイイ)
菜詰
(カワイイ)
夏緒
‼︎……じゃあ,行こうか
茜音
はい!
茜音
ヤッタ!第三の親だ…ボソッ