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そして勉強会の日

朱亜

お邪魔しま〜す!

希愛

お邪魔します!

美月

お邪魔します。

風亜

お、お邪魔します…

いらっしゃいませ。

風亜達は夜の家に来ていた。

風亜

(緊張する…)

それでは早速勉強しましょうか。

希愛

そうだね。

今日は初めてなので希良君です。

◯◯

(朱亜、希愛、美月)
(よし!)

風亜

(え?どういうこと?)

 

 

 

……

風亜

……

希愛

……

朱亜

……

美月

……

5人は自習をしていた。

ただし、風亜は夜の作ったプリントをしていた。

そう、朱亜達が恐れていたのは、このプリントなのだ。

なぜプリントで恐れるのか。

それは、夜のルールによるものだった。

夜のルールでは、プリントを採点した時に、100点から離れた点数×5分間ランニングをするというものだった。

これはこれでなかなかにキツイので、3人とも必死に勉強し、必然的にテストの点数が上がるというわけだ。

そんなに嫌なら辞めればいいのでは?と思うかもしれないが、夜は逃がさないのだ。

精神的に追い詰めてくる。

だから、被害者が増えれば自分が当たる確率も減るので、3人は安心したと言うわけだ。

もちろん、採点した上で分からなかったところはきちんと教えてくれるし、プリントを解いていない人も分からないところは教えて貰っている。

結果的にこの勉強会はプラスなものになっている。

そんな解説をしているうちに、テスト勉強が終わったようだ。

風亜

はぁ…はぁ……

希愛

希良君おつかれ〜

朱亜

大変だったね〜

美月

私たちこれで点数が上がってるから、希良君も頑張ろうね。

風亜

あぁ……

今の私の目標は、学年上位を私たちで埋めることなので頑張りましょうね!

◯◯

(朱亜、希愛、美月、風亜)
それはキツイ

こうして一日目の勉強会は終わった。

風亜

……

帰り道、風亜は考えていた。

風亜

(星那、教えてくれた時とか、すごく丁寧で優しかった…
優しい面もあるんだな…)

そこまで考えると、風亜は急にしゃがみ込んだ。

風亜

(……今までこの気持ち無視してたけど…俺…
星那のこと好きかもしれない──)

……

同時刻、夜も考えていた。

(今まで希良君は不良だと思ってましたけど、意外と真面目で、気が少し弱くて、挙動不審で…)

(私の鬼畜な勉強方法にも追いつこうと頑張ってました…)

(そんな姿見てると、なんかこう…キュンって来るような気がするんです…)

(これは…恋でしょうか…?)

(……ストーリーとか関係なく、これは恋ですね。)

(ようやく、気が付きました。)

(私は、希良君のことが好きなんですね──)

ーあとがきー

◯◯

また少ない

◯◯

どうもるいのです

◯◯

はい、これは珍しく予想継続数を超えました

◯◯

そしてついに夜さんが恋愛感情を自覚しました。

◯◯

まあ、あと1話で終わりますね。

◯◯

次は最終回です

◯◯

まあとりあえず

◯◯

乙るい
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