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余命1ヶ月の私と初恋のモテ王子

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余命1ヶ月の私と初恋のモテ王子

1 - 余命1ヶ月の私と初恋のモテ王子

♥

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2018年08月25日

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この話は、1ヶ月前のこと

ある大切な人とかけがえのない約束をした

それは私の最後の恋で最後の

別れ

女子

三夏〜あそぼー

三夏

別に良い(小声)

女子

え?

三夏

別に良いって言ってる

女子

なんでそんなに冷たいの⁉︎

女子

ほんと三夏って無愛想‼︎

私がもうすぐで死ぬから近づいてないだけだし

私の余命は1ヶ月。

だからもう私は誰かと一緒にいちゃいけない

相手が傷つかないように

私が…傷つかないように。

???

なんでそんな事言うの〜?

女子

‼︎

???

せっかくのカワイイ顔が台無しだよ?

女子

舜…くん…‼︎

舜?

ああ

あのモテモテ野郎か

でもあいつチャラいから嫌

私と正反対の世界の人だし

関わりたくもない

ね?

女子

……………‼︎

三夏

なんで私のことなんかかばったの?

なんでって…

なんかかわいそうだったから

…ダメ?

コテン、と首を傾げる彼

そんな事したって無駄だから、思わずそう言いたくなる仕草に見える

三夏

私と一緒にいたら評判落ちるよ

別に評判なんていいよ〜

三夏

今まで積み重ねてきたものが全部0になるんだよ?

あは、別にいいよ〜

三夏

…バカじゃないの

・・・

三夏

・・・

気まずすぎる

なんか話さなきゃなのかな

誰もいない屋上、心地いい風が吹いてくる

グラウンドからキャッキャと遊び声が聞こえてくる

その差が私にとってとても落ち着いて感じた

・・・

三夏

何よ、人の顔見つめて

いや

なんか幼稚園の時に夏祭りで迷子になってて泣きじゃくってた女の子がいてさ、

その子に三夏ちゃん似てるなぁって

まあ違うんだろうけど
引っ越しちゃったらしいし

僕の初恋はあの子なんだ

三夏

あっそ

三夏

…もう一回会いたい?

うん…

できるなら会いたい

会って話がしたい

三夏

ふーん

って、僕のつまんない話聞かせてごめんね?

三夏

いや

三夏

私もそういう体験したことあるから

三夏

私が夏祭りで転んで泣いてたら背の高いお兄さんが来てくれて、

三夏

そのお兄さんは私と同い年だったらしいけど多分誕生日の違いでたまたま一緒とかだったんだろうけど

三夏

そのお兄さんが好きになって…

そうなんだ

また気まずい空気が流れる なんとか打開しなければ、その焦りを頭の片隅で意識した瞬間、 彼が何かを言いたげに口を開いた。

…そういえばさ、三夏ちゃん背高くない?

三夏

あんたが低いんじゃないの?

え⁉︎

三夏

身長いくつ?

165です…お恥ずかしながら…

三夏

ちっちゃいんだよ、あんたが

じゃあ三夏ちゃんはいくつ?

三夏

178

三夏ちゃんがおっきいんだよ‼︎

三夏

小人と巨人か

www

ガタガタッ

女子

それがさぁ〜

三夏ちゃん隠れて!

三夏

え?

なんで隠れたんだろ…

三夏

ねえ…

シーッ

気付かれちゃう

それはとりあえず置いておこう

それ以上に問題なのはこの体勢だ …どうにかして逃げなきゃ

どうしても逃げられない…

舜(くん)に正面からハグされて、背の高い私は舜(くん)のお腹に顔を埋めてる状態…

女子からいじめられる…‼︎

人生最後の学校生活…めちゃくちゃになってたまるか‼︎

逃げようとしないでよ(小声)

逃げようとするともっと強く抱きしめられる…

ちょっとドキドキして来たかも…

昔のあの時と同じような感覚…

幼少期、夏の夜

母とはぐれてしまい、泣いて助けを乞う事しか出来なかった時の事だ

三夏

おかあさぁぁーーーん

三夏

どこぉーーー!

優しく微笑む年上に見える彼は、まるで白馬の王子様のようだった

???

大丈夫?

???

お母さんいないの?

三夏

わかんない…

???

そっか

???

じゃあ一緒に探そ?

三夏

さがしてくれるの…?

???

うん

三夏

ありがとぉ‼︎

そう言って歩き出そうとした瞬間だった

ドテッ

歩き出して数秒も経たずに私は転んだ 鈍臭いのが全面に出てしまったのだ

三夏

痛っ…

???

大丈夫?

三夏

うぅ…うわぁぁぁぁん!

大泣きする私を見てオロオロしながら絆創膏を探す彼 やっぱり同い年なんだ、と痛感する

???

えっと…絆創膏は…

不良

おいチビ

不良

一緒に遊ぼうぜえ?

不良

悪い事は言わねぇからよ

これは明らかにヤバいやつだ、逃げなければ…そう思っても体がうまく動かない 恐怖で潰されそうになった時だった

???

いやです‼︎

不良

あ''あ''ん⁉︎

こめかみに青筋を立てる不良にも屈せず私を守ろうとする彼はとても頼り甲斐があるように見えた

三夏

お兄ちゃん…(小声)

不良

誰に逆らってると思ってんだコラァッ!!

???

あっち行ってください‼︎

不良

テメェ…

スッ…(???がしゃがんだ)

不良

うぉっ⁉︎

(不良がつまづいた)

???

行くよ‼︎

三夏

え?

不良

どこだチビ‼︎

三夏

お兄ちゃん…

???

シーッ

???

見つかっちゃう

???が三夏をハグした

三夏

ふぇっ!?

???

逃げないで

三夏

お兄ちゃん…きつい…

???

あっ、ごめんね!

三夏ちゃん…

起きて…

授業始まっちゃう…

三夏

うーん…

三夏ちゃん起きた?

三夏

私…寝てた…?

うん

女の子たち居なくなってもういいよって言おうとしてたら寝ちゃってて…

寒いからさ、離すのもなんかなーって思ってずっと離さなかった

三夏

離さなかったって…

ん?

ああ〜

ずっとぎゅってしてたの

三夏

…は?

離したら風邪引いちゃいそうだし

頭が真っ白になる こんな男に…?私が?

怒りがふつふつと湧き上がってくる

三夏

……つにいい

え?

私は、つい彼にこう怒鳴ってしまった

三夏

別にいい!

三夏

キモいから!

三夏ちゃんっ…!

バタン(屋上のドアを閉めた)

行っちゃった…

どうでしたか⁉︎

続いては第2話で‼︎(完結)

この作品はいかがでしたか?

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