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「はぁ〜」
私こと黒崎 楓(くろざき かえで)はため息をつきながら登校していた。
私は俗に言ういじめられっ子。
友達もいなくて勉強もスポーツも普通もしくはそれ以下くらい。
だから丁度いいのだ。
極端に勉強ができないだとかスポーツが出来ない人は陰キャグループで固まっているから。
だけど私は1人で孤立している。
だからいじめやすいのだ。
そんな事を考えながら学校の玄関で靴を脱ぎ変える。
しかし、案の定靴が濡らされている。
ロッカーは鍵付きなのに意味を成していない。まぁ複製でもしたのだろう。
トイレに駆け込み、トイレットペーパーで限りなく靴の水分を拭いて履く。
いくら水分を拭いたとはいえ、ジメジメしていて気持ち悪い。
だけどこんなの日常茶飯事だからいいのだ。
そんな事を思いながら足取りを重くし教室へ向かった。