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後ろから斬撃が放たれたが、戦闘経験が浅い訳じゃないオレはインクが呼び掛けた瞬間に前に跳び、攻撃を避けていた。

そうして振り返り言う。

サ「おっと、そうは問屋が…」

そこで言葉が止まる。

そこに居たのはオレだ、オレにしては頭部が割れ、かなりグロテスクな見た目で斧を振り下ろしていたが。

だが、そんなことはどうでもいい。

問題は…

エ「これでまた俺が有利だな?」

自分の手を両断してもらっているエラーだった。

瞬間、世界が元の白い空間に戻る。

最悪だ。せっかく拘束した腕を切り落とされて解放しちまった。普通だったら腕なんて生えてこないが、相手はERROR。

当然概念という概念もなく、腕が生えていた。

エ「さてっ、これでまた俺は糸を使い放題だが、生憎大体の奴らは忌々しいお味方さんにやられて戦闘不能だ。」

エ「だがらこそ、保険は残しておくべきだな。」

そう言って、連れてこられたのは、霊夢が話で言っていた魔法使い。霧雨魔理沙だった。

最悪だ。

状況的には霧雨魔理沙とインクを引きはがせはしたが、エラーがまた糸が使えるようになっちまった。

汎用性の高いあの武器は出来れば封印し続けたかったが、どうするべきか。

いや、取り敢えずは目の前の的に集中しよう。

霧雨魔理沙。情報は多少貰ってはいるが、空中戦が得意なのはどうも相性が悪い。

まぁ、ここにいる奴は大体空中戦が基本なんだがな。

そんなことを考えながら飛んできた攻撃を避ける。

星型の弾幕だが、妙に避けづらい攻撃だが当たる程じゃない。

手荒な事はあまりしたくないが、やってしまうしかないな。許してくれ白麗の巫女。

《ピン!! 》

そんな音と共に魔理沙が地面に落ちる。普通なら驚いて隙が生まれるが、操られているだけなので反応は無い。

が、得意の空中戦を封印させただけで意味がある。だが、弾幕が止まる訳ではなく、星型の弾幕は構わず展開され続ける。

それだけなら良かった。

だが、そこで霊夢がしていた警告を思い出す。

霊「そう言えばあいつが使う技なんだけど…」

魔「『恋符』…」

霊「マスタースパークってのには気をつけて。」

魔「『「マスタースパーク」』…」

霊「とてつもない技だから、防ぐ事は考えないで必ず避けなさい。」

こいつは、少しまずいかもな。



パ「さてっ、始めようかしら。」

吸血鬼姉妹は私を倒さんと弾幕を展開する。ただ避けるだけじゃ体力が持たない。だからこそ自分の長所を利用し、最短の動きで回避する。

パ「レミィは良く、殺す時は頭を狙うわよね、フランは腕や脚を中心的に狙う。でもあなた達は違う。操られてるからこそ心臓しか狙えない。」

パ「我を出せない貴方達じゃ、私は倒せないわ。」

パ「『水符「プリンセスウンディネ」』」

そうして、水弾を乱射する。もちろん避けられるが構わない。

パ「『日符「ロイアルフレア」』」

次のスペルカードを言いながら手を上にあげる。その瞬間に小さな太陽が生み出される。

その瞬間、2人が少し弱る。どうやら私のスペルカードにも影響がある。

これならいけるかもね。

レ「『神槍「スピア・ザ・グングニル」』…」

瞬間、ロイアルフレアが消し飛ぶ。

パ「…っ!!スペルカードも使えるのね。」

予想はしてたが出来れば止めてほしかったが、相手もスペルカードを使えるのなら仕方ない。

フ「『禁 忌「レーヴァテイン」』… 」

また来る!

パ「『水符「ベリーインレイク」』」

水弾を次は巨大にし、レーヴァテインを消し去る。炎で出来てるのが幸運だった。属性魔法なら大体は無効化できる。

パ「さてっ、準備は整ったしそろそろ終わらせましょうか。」

そこで私は魔法を構える。

パ「2人は覚えてる?この部屋はフランが力を使わない為に自ら入った部屋。だからこそこの部屋は全て銀製なの。」

パ「貴方達は私に勝てない、知識のある貴方なら『ここで戦う事を選ばないから。』」

魔法をチャージし、スペルカードが轟く。

パ「『日&水符「ハイドロジェナスプロミネンス!!」』」

瞬間、ロイアルフレアより小さい太陽がいくつか生成される。

パ「計画通り、私の勝ちね。」

今まで乱射したプリンセスウンディネの水により水浸しになり、ロイアルフレアにより、浄化された水達により、壁紙が剥がれ、湿気で薄暗かった銀の壁あらわになる。

そこに差し込む、ハイドロジェナスプロミネンスにより、光が、流水が、激しい反響を見せ、敵の逃げ場を無くす。

パ「どう?プロミネンスを日光と酷似した性質にしてみたの。流水と日光が苦手、まだ知る人ぞ知る常識。終わりね。」

そして、更に光と水の量が増していくスペルカードにより、

周囲を光が包んだ。

パ「はぁ…ようやく終わったわね…」

私の周りには流水の球体に閉じ込められた吸血鬼が2人。

どうやら私の勝ちみたい。分かりきってたけど。

パ「約束通りこっちは終わったわよ…」

パ「あとは任せたわ…少し休む。」

そうして、私は倒れ込んだ。



藤「さてっ、あの時の仕返しだ。」

藤「戦闘不能にさせてもらうぜ。輝夜!」

何も喋らない『らしくない』輝夜を睨む。会話の無い勝負なんて随分と久しぶりだ。だが、ちっとも楽しくないな。

藤「さっさと終わらそう。」

そうして私と輝夜の殺し合いが始まった。まあ私は動けなくするのがメインだがな。

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