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(参考)
渡辺はソファの下に座り込み、ぼんやりと、膝を抱えていた。なんとなく疲れていた。
💚「何してんの、そんなとこで?」
💙 「…」
すると、不意に頬をそっと触れる温かい指先。
💚 「ねぇ、こっち向いて?」
阿部の優しい声が降ってくる。ゆっくりと顔を上げると、ソファに座る彼が微笑んでいた。
💙 「…なに?」
💚 「別に。ただ、顔が見たかっただけ」
💚 「……キス、してもいい?」
突然の言葉に胸がドクンと鳴る。気づけば、頬がじんわりと熱くなっていた。
💙 「……うん、いいよ」
小さく頷くと、阿部がふっと優しく微笑み、そっと唇を重ねた。
触れるだけの、優しくて甘いキス。
阿部の手が頬に添えられ、指先がゆっくりと撫でる。ほんの少しだけ唇が離れ、またそっと重なるたび、胸がじんわりと熱くなっていく。
💚 「…顔、赤い笑」
💙 「う、うるさい……」
恥ずかしくて顔を伏せようとしたのに、そっと顎を持ち上げられ、再び柔らかな唇が降ってくる。
💚 「……好きだよ」
唇が離れた後、阿部が柔らかく囁く。
💙 「……俺も」
そうすると、阿部は嬉しそうに微笑んで、もう一度優しくキスをした。それは、次第に深くーー。