この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
「夢だけでは守りきれないものがある……か」
七瀬との別れを決意した西園寺と、
言葉を交わした日から数日が経過しようとしていた。
しかし、スタッフで賑わうオフィスで激務に追われている間も、
脳裏に浮かぶのは後悔を貼り付けた、
西園寺の物憂げな微笑ばかり。
恵里菜はいつしか、悩める西園寺の背中を押す為に、
何かできないか? という思考に、
すっかり取り付かれてしまっていた。
(王子も七瀬さんには、自分の将来を大事にして欲しいって考えてる……。だったら、きっと力になってくれるよね?)
英次と力を合わせれば、
どんな困難だって乗り越えられるはず。
そんな強気な気分に浸っていると、
西園寺をその気にさせるアイデアが、
湯水の如く浮かんでくるのだった。
(一芝居打つってのはどう**************
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