かずき「アイツ……何だったんだ?夏樹は何でアイツに従っているんだ……?」
キャロも頷いた
「……アカシック様は人の命令を聞く性格じゃないんだ。あの方は自由な精霊なんだ……精霊は普通、誰かと契約するものだが……」
リリック「そうなんだよね……お兄ちゃんは凄く優しいんだけど、たまーに怒ったら怖い時があるんだ……」
彼女はさらにつぶやいた
「それより……アイツが…………何故、ビリーヴァ・レコードは生きていたんだろう?」
カナ「誰それ?リリックちゃんの兄弟?」
リリック「そうだよ。でも、アイツはレコード家から追放されたはずなのに……殺されたのを目の前で、お兄ちゃん(アカシック)と見てたのに……それなのに私とお兄ちゃんが留守にしている間にお母さんたちや兄弟たちを殺したんだよ。アイツは人殺しだよ。アイツはこの世に存在してはいけないやつだ……」
彼女の目が怪しく光っている
「アイツはこの世界を自分のものにしようと企んでいる……そして私の唯一生きている家族……お兄ちゃんを酷い目に合わせた!アイツは正真正銘本物のクズ野郎だ!!」
彼女は叫び散らかして座り込んだ
「元の優しいお兄ちゃんを返せ……!!」
と泣き始めた
その金色がかったピンク色の目が猫目に変化して怒りが満ちていた
月見「……みんな、もちろん夏樹くんを助けに行くよね??」
かずき「そうだそうだ!!俺たちは友達だからな!!夏樹は現実世界をもっと楽しみたいと言っていたんだ!!ビリーヴァの思い通りにさせてたまるか!!」
キャロ「ビリーヴァ……お前は俺たちを敵に回した…………怒らせた……地獄に引き摺り込んで土下座させてやる!!!」
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