カッ!
夜を照らす一瞬の雷光。
……ドォ―――ン!!
直後にけたたましい音が響いて、
「うわっ、落ちた……」
僕はノートパソコンのキーボードをたたく手を止め、首を竦めた。
窓を見ると、ガラスを滝のように雨が流れている。
その向こうにぼんやり赤く点滅しているのは、向かいの道路に置かれた『工事注意!』の
マネキンが持っているライトだろう。
今日は一日ずっと雨。
しかも、夜になるにつれて激しさを増す一方だ。
「おっと、集中集中……」
窓の外に目を奪われていた僕は、我に返るとレポートの続きに取り掛かった。
このレポートの提出期限は明日の朝イチ。
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