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緑谷くんかよ終わったわ。いや誰が来ようが私は終わってるけど。まあ、素直に捕まる訳にも行かないんだけどね。イデア先輩が作ってくれたパワーシューズと殺傷能力は無いけど、足止めは十分に出来るって言う武器…有効活用しないとね


「グリム!」

「わかったゾ!ぶなーーーーーーー!!!」

「わっ!?」


逃げて追いつかれそうになったらグリムの炎で距離を離す。推しに怪我させたくないんだけどグリム手加減して!


「くたばれ!!」

「熱っ!?」

「子分!大丈夫か!?」

「かっちゃん女の子の顔を狙うのはダメだよ!」

「うるせぇぞクソデク!!俺が狙ったのはあのクソ猫だわ!!!あいつが勝手に当たったんだろうが!」


緑谷くんから逃げてたら爆豪くんが来た。こんだけ動いて騒がしくしてたらそりゃ来るか。顔面にもろ食らったからめちゃ熱いしめちゃ痛いしヴィル先輩に怒られるから顔以外にお願いします!!!

にしても、先輩達のお助けアイテムのおかげですぐに捕まるなんてことはないけど、結構辛いな……そろそろ揺さぶりにかかるか。


「ねえ、このまま攻撃してていいの?」

「ああん?…どういう意味だ?」

「私とグリムね、この中で1番弱いの。だからね、沢山ダメージを与えれるとね、死ぬんだよ」

「体力と比例してるからな。俺様達は死にやすいんだゾ。」

「そうなるとさ、君達は“人殺し”になっちゃうね?」

「ッんなもん分かってるわ!!だから死なねぇように殺してやるよ!!!!」

「ああ、それとね」

「んだよまだなんかあんのか!」

「私、無個性だから。個性ありの君達と同じようにしてたら、簡単に死んじゃうよ?」

「チィ!」

「かっちゃん舌打ちするのやめよう?!」

「ホントにこいつヒーロー志望なんかゾ?」

「それよく言われてるけどヒーロー志望なんだよ___ぅわっ!?」


人殺しを強調していうと少し狼狽えてた。おーっと話してたら氷が飛んで来たぞ〜?普通に怖くね?イデア先輩作の煙玉を使って逃げれたけど後ろからめっちゃ追い掛けてくるじゃんウケない。え?何?さっきからアイテム使ってるけど卑怯だって?無個性に個性持ちが3人がかりで襲ってくる方が卑怯でしょうよ。


「あー…これ追いつかれるな。というかここまで逃げれた事に驚きなんだけど?」

「ふな!?どうするんだゾ!?」

「んー…あ、そうだグリム。私が次煙玉使った時に横に逃げて物陰に隠れて。私は緑谷くん達の気を逸らさせるから」

「なんでだゾ?」

「なんでって、そりゃ__嫌がらせの為だよ」


グリムの問にニヤリと笑って答えた。ヴィランなんだから、ヒーローへの嫌がらせしないとね?急に使っても怪しまれるだけだからまた近ずいて来たら使わないと。氷の攻撃を避けながら走り回る。だんだん距離が縮まって来た。緑谷くんが手をデコピンの形にしてたからわざと当たって緑谷くんが手を伸ばしたタイミングで煙玉を使った。私は攻撃に当たって転んじゃったけど、元々グリムはフードの下に居たからまだ居ない事に気付いてないみたい。ここから嫌がらせという名の時間稼ぎ開始だ


「動かないで。____死ぬよ?」

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