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産屋敷輝利哉 「…そうか…やっぱり口の中を噛んでいた…か…」
胡蝶しのぶ 「一応、大丈夫そうだったので薬をお渡しして帰ってきました。童磨さん達も居ますし、大丈夫かと…」
産屋敷輝利哉 「うん。そうだね。あとはあの子達に任せよう。そして時期が来たら、私の学校に入れるとしよう。」
胡蝶しのぶ 「そうですね。」
黒死牟 「では私は買い物に出る。幸を頼んだぞ。」
童磨 「はいはーい」
黒死牟 「あゝも変らず、気の抜ける返事をする奴だ…。幸。いゝ子で待ってるんだぞ?」
幸 「はい。」
黒死牟 (買い物はこれで済んだ…な。それにしても幸は、何故、『塵紙』灘を買い物に申したのだ…?予備が無くなった…のか?)
幸 「お帰りなさい。黒死牟さん。」
黒死牟 「あゝ。そうだ。此れを。」
幸 「…!嬉しい…!」
童磨 「んー?何々ー?ティッシュ…?幸ちゃん。こんな物どうするのー?」
幸 「あのね…!これは。こうやるの!」
童磨 「ちょ?!ちょっと?!幸ちゃん?!駄目!そんな物食べちゃ駄目!ペッしなさい!ね?!」
黒死牟 「童磨!幸を抑ヱろ!!私が、吐き出させる!」
鬼舞辻無惨 「幸…何故御前は、塵紙灘、食べたのだ…!危ないだろう…!」
幸 「…!っ…ごめん…なさい…!いつもティッシュを舐めてると…お腹が空かなくなるから…甘いし…。」
童磨 「…幸ちゃん…っ…。」
鬼舞辻無惨 「大丈夫だ…幸…私は怒って灘居ない…。心配だったのだ…。大きい声を出して済まない…。幸。御前はもう、塵紙灘食べなくとも良い…。此処には暖かゐ布団も或る、御飯も或る…だから…もう…塵紙灘…食べないでくれ…。」
幸 「…分かりました。」
堕姫 「そうよ…?それに幸。貴方はもう、私達の家族なの。だから…だから…。何時でも私達を頼って良いの!私はアンタの事を本当の妹みたいに思っているんだから!」
幸 「堕姫お姉ちゃん…」
堕姫 「よしよし…もう大丈夫よ…。ほら。私の部屋に行きましょう?私の部屋で絵でも描いて頂戴な。私あなたの描く絵が大好きなのよ。」
幸 「うん!分かった!」
猗窩座 「…幸の様子はどうだ?」
堕姫 「今は絵を描き疲れて眠っているわ。お兄ちゃんが一緒に居てくれてる。」
猗窩座 「…そうか…。」
堕姫 「…早く幸が、幸せな笑顔を取り戻せるようにしないといけないわね…」
猗窩座 「…嗚呼…そうだな…」
堕姫 「それには私たちももう少し頑張らないといけないわね。」
猗窩座 「だな…」
(幸が、早く心から笑えるように、これからもずっと、支えて行かないといけないな…)