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古流斬
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チタコロ
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希望の曖昧』
第二章 七つ大罪編
第三十九話「傲慢戦・開幕」
1ヶ月の休戦が終わった。
そして――その瞬間だった。
空が割れる。
玉座の間ではなく、現実そのものが歪み始める。
「来たか。」
ラントが剣を抜く。
「傲慢だ。」
⸻
傲慢降臨
空間の裂け目から、傲慢がゆっくりと降りてくる。
一歩踏み出しただけで、空気が重くなる。
「久しいな、人間。」
その目は、戦場全体を見下ろしていた。
ケイトが一歩前に出る。
「ここで終わらせる。」
傲慢は小さく笑う。
「終わるのは、お前たちだ。」
⸻
古流斬、単独突撃
その瞬間。
「――俺が行く。」
古流斬が前へ出る。
ネイトが叫ぶ。
「古流斬!単独は危険だ!」
しかし古流斬は止まらない。
「これは俺の戦いだ。」
曖昧を発動。
空間が揺れる。
傲慢へ一直線に突っ込む。
⸻
タイマン
傲慢は微動だにしない。
「それが“曖昧”か。」
古流斬のナイフが届く寸前――
傲慢の“理想”が発動する。
古流斬の攻撃は、届く前に“存在しない結果”へ変えられる。
「っ……!」
古流斬が弾かれる。
⸻
割り込み
その瞬間だった。
「そこまでだ!」
光が割って入る。
ケイトだ。
聖天光を纏い、古流斬と傲慢の間に割り込む。
「一人じゃ勝てない。」
「なら、二人でやる。」
傲慢は静かに見下ろす。
「共闘か。」
「つまらないが……悪くはない。」
⸻
共闘開始
ケイトの光が戦場を照らす。
古流斬の曖昧が空間を揺らす。
ラントが背後から神速で斬り込む。
傲慢は一歩も動かない。
「理想。」
ただそれだけで、攻撃は“届かなかったことになる”。
ケイトが歯を食いしばる。
「化け物かよ……!」
⸻
同時刻・別戦場
一方その頃。
防衛軍は別戦場で戦っていた。
色欲と嫉妬。怠惰。
ネイトが叫ぶ。
「こっちはこっちで地獄だ!」
ダッド、ジョト、ドックが連携し応戦するが――
嫉妬は能力をコピーし、戦場を支配していく。
色欲は精神干渉で隊員たちの動きを崩す。
⸻
1ヶ月の意味
この1ヶ月は“休戦”ではなかった。
それぞれが力を蓄えた時間。
そして今――
その全てが同時に爆発している。
⸻
傲慢の言葉
戦場の中心で、傲慢は静かに呟く。
「ようやく舞台が整ったか。」
「なら見せてみろ。」
「人間の“限界”を。」
傲慢の“理想”が広がる。
空間そのものが書き換わり始める。
⸻
古流斬とケイトの共闘は、ここから本当の意味で始まる。
――第三十九話「傲慢戦・開幕」 完
コメント
1件
「第39話、読み終えたわ……!」 冒頭の「空が割れる」からいきなり臨場感やばくて、傲慢降臨の重圧が画面越しに伝わってきた。古流斬が単独で突っ込むとこ、熱いんだけど「理想」で弾かれた瞬間は「っ……!やっぱりそうくるか」ってなったわ。そこにケイトが割り込んで「二人でやる」って言う流れ、めっちゃグッときた。共闘いいな。 別戦場で色欲・嫉妬・怠惰と同時に戦ってるのも、この1ヶ月がただの休戦じゃなかったって分かる構成で好き。続き、めちゃくちゃ気になる🔥