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うさみみ
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#めめこじ
がぅ
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ここで最強同期コンビの💜💚がきたぁ!ほんとに康二早く見つかってほしいし、続きが楽しみすぎて夜しか眠れないです....
<某日 21:36>
約半年ぶりに帰国した目黒はマンションの駐車場でラウールと待ち合わせしていた。
車の中で しばらく待っているとラウールが車に乗り込んできた。
🤍「ごめんね待たせちゃった?」
🖤「全然大丈夫、久しぶり」
🤍「久々のめめだ……!」
<ギュッ>
ラウールは嬉しそうに目黒に抱きつく。半年ぶりの再開に目黒も少しジーンとくるものがある。
🖤「ごめんねこんな時間に。深澤さんと連絡取ってくれたんだって?」
🤍「そう、住所送ってくれた」
🖤「……ほんとに大丈夫そう?その人」
🤍「電話で話しただけだけど……康二くんの話したら急に様子変わって。とりあえずここ来て、話通しとくからって……」
🖤「話通しとく?」
🤍「俺もよくわかんない…とりあえず行ってみよ!」
🖤「お前……俺より怖いもの知らずだな」
目黒はまだ半信半疑のまま車を走らせた。
深澤が送ってきた住所は都内から離れた見たこともないような場所だった。
🖤「俺らが拘束されて人質になるとかないよね?」
🤍「そうなったら死ぬ時は一緒だよ」
🖤「シャレになんないって笑」
車を走らせてから40分経った頃、すれ違う車もないような狭い道を走る。
狭い道の先には広大な土地が広がり、そこにはありえないほどの巨大な施設が建っていた。
🖤「え、ここ?」
🤍「深澤さんが教えてくれた住所だとここだけど……あ、怪しい組織?」
車を停めていると施設の中から1人の影が出てきた。
🤍「あっっ!あの人!あの人だよ深澤さん!」
深澤という男はニコッとしながらこちらに軽く手を振ってきた。
💜「ラウールくん!連絡ありがとね!もう二度とあってくれないかと思ってた笑」
🤍「あっいえいえ…すみません急に電話しちゃって」
💜「全然〜だいじょぶよ!…うぉっすげぇ!今をときめく大俳優さんじゃん!」
🖤「……どうも。目黒です。あの、康二の…」
💜「そーそ!大学の先輩!康二とは仲良くさせてもらってたよ」
そういうと深澤はスルッと体をターンさせ、瞬く間に姿を向井そっくりに変身してみせた。
🧡(💜)「……ドロン♪ってか?笑
どう?そっくりでしょ?」
向井の顔でニッコリ微笑んで見せて目黒に顔を近づく。
骨格も声もまるで向井そのものだ。
目黒もあまりに一瞬のことに少し目を見開いたが顔を凝視し、冷静に一言だけ呟いた。
🖤「…………顔のホクロの数が足りません」
🧡(💜)「うぇぇぇ嘘でしょ!?
待って待って笑 康二のホクロの数まで覚えてんの!?やばいね!!笑」
🖤「ほんとに康二の先輩なんすか?」
🧡(💜)「ホントホント!それはホント!信じてよ」
深澤は参ったような顔で再び軽く身をクルッと回転させ元の姿に戻り改まった声で話し出す。
💜「…まっ、詳しく話聞かせてもらうよ。もう1人協力者がいるんだけど、ココはそいつの研究所兼自宅ってとこかな 」
半信半疑の2人には何を聞いても怪しく感じる。2人で後退りをするも深澤にスルッと腕を引っ張られる。
💜「まぁまぁそんなに怖がらないで笑 ほんとにだいじょぶだから!」
言われるがままに深澤の後ろについて研究所の自動ドアをくぐって行く。
中は本当に無機質で正しく研究所と言ったような感じ。
長い廊下をひたすら歩きようやく突き当たりに自動ドアが現れた。
深澤は何の躊躇もなくそのドアをくぐった。
そこには大量のモニターとパソコン、謎の粉や液体が収納された棚、大きさ様々な顕微鏡、何に使うか分からないような機材、そして水族館かと思うくらいの巨大な水槽。
目黒とラウールは2人身を寄せて無言で辺りを見回した。
💜「あべちゃ〜ん!連れてきたよ〜例の2人!」
<ウィーン>
深澤の声に呼ばれたように奥にもう1つあった自動ドアから1人の男が入ってきた。
身長は目黒より少し低いくらいか。
思っているよりも若い清潔感のある、見るからに好青年といった男だ。
深澤は歩み寄ってきたその男の隣に立ち、改まった声で喋り出す。
💜「さて改めまして、深澤辰哉です。
私立探偵をやってます」
💚「はじめまして、阿部亮平と申します。
この研究所の管理者兼住人で、科学者です」
🖤「えっと…目黒蓮です」
🤍「ラウールです。科学者さんと、探偵さん?」
💜「そんなかしこまらないで笑 タメでいいよ!
気軽に阿部ちゃんとふっかって呼んでよ」
💜「何も説明しないで呼んじゃってごめんね。
ここの場所はあんま人に知られたくないようなとこなんだ」
💚「これからよろしくね。
立ち話もなんだから、座って」
爽やかな笑みで軽く一礼をしてきた阿部という男はモニターのあるデスクに移動し、イスを出してくれた。
目黒とラウールはよそよそしく出されたイスに座る。その隣に深澤も座り、阿倍はパソコンを軽快に操作する。
沈黙を埋めるようにラウールが深澤に話しかけた。
🤍「ふっかさんが探偵ってことは、康二くんを探してるって言うのもお仕事で?」
💜「違う違う、それはほんとに個人的な捜索ね。前にもちょっと言ったけど、康二とカメラ買いに行ったあとから急に音信不通でね」
🖤「ちなみに、康二と最後に会ったのいつですか」
💜「えっとね、◇月◇日だったかな」
目黒も覚えている。
仕事終わりに向井のマンションに行き人魚の姿を見た日だ。確実に一致している。
🖤「…嘘じゃないみたいっすね」
💜「おっ、信じてくれる?じゃあ話は早いね」
深澤の目付きが一気に鋭くなった。
先程までのふわふわとした雰囲気は欠片もなく目黒にもラウールにも緊張が走った。
💜「康二が人魚になってるっていうのはほんと?」
🖤「…はい。間違いないです。康二が人魚になってから俺の家でずっといました」
💜「康二を海に連れてったのは?」
🖤「〇月〇日です」
💚「半年前か…じゃあ話題になるよりも結構前からだったんだね」
🖤「はい、あの……今人魚が危険って話で色んな人が狙ってるってホントなんですか?」
💚「結構ガチだと思うよ。なんせ今まで伝説として語り継がれてきた生き物が急に現代に現れたんだからね。そりゃ怖いもの見たさで捕まえたがるよ」
🤍「あの……仮に捕まっちゃったら…康二くんはどうなっちゃうんですか?
もしかして…殺されちゃったり…」
💚「殺される方がまだマシかもよ。多分だけど、生態究明の為にどっかの研究所で永遠に収容だろうね。少なくとも安全性が確認できるまでは 」
💚「それでも、人魚といえど半分は人間。ちゃんとした所だと人権を尊重するだろうけど、そうじゃない所なら人魚をただの研究対象としか思わない。彼らを実験用のラットと同じように扱うだろうね」
🤍「それって、人体実験みたいな事もするってこと…?」
💚「最悪な所だとね。人権もプライバシーも無い。裏では人魚1人につき3000万円で研究所と取引って噂もあるよ」
🤍「3000万!?そんなの…人身売買じゃん!」
💜「あぁ、そうだ。君らこの動画みたことある?」
深澤がスマホでとある動画を見せてきた。
画面を見た2人はハッとする。
🖤「これ…ラウールが見せてきた…」
それは向井が人魚になるよりも前、3人で呑みに行った時にラウールが見せてきたYouTubeshortだ。
1人の人魚の女性の動画だ。確か男女カップルで動画投稿していたYouTuberだったか。
当時、3人でこの動画がCGなのか本物なのかと話したことを思い出す。
🖤「もしかして、この人も……本物?」
💜「それを確かめるために俺この投稿者の男の方に会ってきたんだよ 」
🤍「えっ!?」
💜「照の顔借りてちょっと怖い顔で問い詰めたらすぐ吐いてくれたよ。
5000万。ぜーんぶギャンブルと女遊びに使ったんだって」
💚「下水の煮こごりみたいなヤツだね。でも、この世界ではよくある話だ。
というかまた照の顔借りたの?怒られるよ」
💜「そこは今いいでしょ笑
そいつ、彼女をどの施設に渡したかも覚えてないっていうからまだ見つけれてないけど無事かどうかは保証できないね」
💚「世の中にはそういう真っ黒な研究施設なんて珍しくないんだよ。
富と名声の為なら犠牲も厭わない。
他人の命をなんとも思ってないようなヤツらさ」
目黒は背筋がゾッとする。
もしも、そんな奴らに向井が捕まっていたら。
向井がすでにどこかに収容されていて、違法な研究を行うような輩の実験道具になっていたら。
言葉にできない不安感がせり上がってくるようで頭がクラクラする。
そんな目黒を察してか、深澤の声色が少し柔らかくなった。
💜「悔しそうな顔してるね、俺だって悔しいよ。
なんで言ってくれなかったんだろって。
でもその顔みたらなんかちょっと…君には打ち明けた理由がなんとなくわかる気がする。
相当康二にお熱だったみたいだね。
なんせ顔のホクロの数覚えてるくらいだもん 」
🖤「まあかれこれ10年以上は拗らせてるので」
💜「あらま。じゃあ尚更見つけないとね、俺も康二に会いたいからさ」
💚「1ヶ月以上人魚と一緒にいたんだ。
康二を探す、乃至人間に戻すには小さなことでもいいから情報が欲しい。
今度は目黒くんのお話を聞かせてもらうよ」
🖤「…お話します」