❤️「翔太、ちょっといい?」
涼太が真剣な顔で声をかけてきたとき、俺の心臓は一瞬で高鳴った。
💙「うん、どした?」
俺は軽く答えるが、内心では不安が募る。
❤️「実はさ、最近、色んなこと考えてて…。翔太はどう思う?」
涼太は言葉を選ぶように話すが、俺はその言葉を持つことができなかった。涼太が、何かを悩んでいる。
💙「悩んでることあったら、なんでも頼ってよ」
微笑みながら、俺はいつも通りに声をかけた。その笑顔の裏で涼太への想いを隠すことに疲れ初めている。
涼太は俺を見つめて、少しだけ黙ったあと、笑顔を浮かべる。
❤️「ありがとう、でも大丈夫。翔太がいるから」
その言葉が、どうしてこんなに重く感じるのだろう。
💙 (これは、友情だ)
と、心の中で言い聞かせた。
💙「うん、いつでも頼って…」
だがその夜、俺は寝室の窓から外を見つめながら、涼太への想いが抑えきれないことを改めて感じていた。いつしか涼太になら抱かれてもいい、と。いっそ女になって彼女になりたいと願ってしまう自分がいた。
同性に恋をしてしまった自分を責めるようにして。
コメント
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え、もしかしてBL物語が来る!?
ゆり組小説キタァぁぁ!続きを楽しみにします!