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神への反逆者第三章 ずっと一緒でそばに居て
第壱話 迎え
「なんでレンちゃんはああなってんの?」
キリが指を刺す方向に気絶してるレンが見える
「あいつが弟の所に行くとか言うからな」
気絶させたであろうコトが話しかける。
「いってぇ…酷いぞコト!」
レンが勢いよく起き上がる。
「一生寝てろ」
親指を下に向けたハンドサインをレンに向ける。
「ねぇお前俺に向けての態度前より酷いんだけど。」
「レンちゃーん。これは照れ隠しっていうんだよぉ〜」
「死ね。」
「酷い!」
「てかいつになったらレキのとこ行っていいの?」
「せめて監視役つけないとダメじゃね?」
「いるじゃん」
コトを指差す
「バカか。僕は裏切り者。お前の監視役なんて許される訳ない。」
「じゃあ…」
「俺も無理〜!3期生は2期生以上じゃないと監視役ができないの〜」
「え〜」
「諦めろ」
「お!ミトいんじゃん!」
「無理だね〜ごめん!」
「まじか…」
「諦めろ」
「コトちゃんそれしか言わないじゃん。」
「うぅう..」
「あそこの人は?」
「すいませ〜ん」
「いいよ〜」
「よっっっしゃ!」
「コトちゃんも行こ〜」
「やだやだやだやだやだやだやだ」
「レッツゴー」
「ああぁぁぁあああああ!」
さっきの人には外で待ってて貰った。
「レキ」
「!お兄ちゃん!」
「これが例の..?」
「…誰?」
ギロリとキリとコトを睨む
「俺の名前はクレナイキリ。レンちゃんのオトモダチ☆」
「友達?」
「ゔぇええ…お、おう」
「ほんとかな…?」
「反応よ」
「僕はユウエンコト。レンが….嫌い」
「素直じゃな((」
「死ね」
「ははっw面白いねお兄ちゃんの友達」
『殺せ』
「?」
「ほらこっち来いよ」
『殺せ』
「うん!」
『殺せ』
手をレンの方へ伸ばした瞬間
グサッ
「『殺す』」
手から剣が生えて、レンの目が貫かれる。
「い゛あ゛⁉︎」
「「レン!」」
レンが血が溢れ出てくる目を抑える。
「ごめんなさいッ!お兄ちゃッ」
『僕が殺すっつってんのー。早く』
「あ゛」
『変われよ』
バタンとレキが倒れる。
「…」
「レキ?」
「ふはッ!やっほ〜!馬鹿なお に い ちゃん?」
その顔は無邪気でとても悍ましい笑顔だった。