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こあたん
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あやね🎼
731
莉音
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#LAN いるま 暇72 すち みこと こさめ
ことみ
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3
シクフォニのアジト、広いリビング。
風呂上がりのすちは、なつが貸した黒いオーバーサイズのパーカーに身を包んでいた。
あまりにもサイズが合わず、指先まで完全に隠れた「萌え袖」状態。
裾は太ももまで隠れるほどで、そのぶかぶかな姿が、彼の華奢さをより強調していた。
「……あ、の。……自己紹介、しなきゃ、だよね」
すちは、長い袖の先をぎゅっと握りしめて、もじもじと所在なげに口を開いた。
「……名前は、すち。……年は、……じゅう、に。……十二歳、です」
「「「「「……はぁぁぁあ!!?」」」」」
リビングに、五人の絶叫が響き渡った。
飲んでいたコーヒーを盛大に吹き出す暇72、驚きのあまり椅子から転げ落ちるこさめ。
「じゅう、に……!? おい、嘘だろ。
あんなかかえこんでたやつが、こんなガキだったのかよ……!」
いるまが頭を抱えて唸る。裏社会を震撼させていた天才の正体が、まだ声変わりもしていない、自分たちの腰ほどまでしかない少年だったのだ。
「……ごめんなさい。……小さくて、役に立たない、かな」
すちは不安そうに首を傾げ、萌え袖の先で、無意識に包帯の巻かれた腕をさすろうとする。
その瞬間、なつが大きな手ですちの頭をパーカーのフードごと、優しくぐりぐりと撫で回した。
「逆だ、バカ。……そんなガキに、あんな壁画(じしょう)させてたあいつらに、もう一度地獄を見せてやりたくなっただけだ」
「十二歳……。ねぇ、今まで美味しいもの食べたことある? 遊園地は? お友達は……?」
こさめが詰め寄るように問いかけるが、すちはただ困ったように首を振る。
彼にとっての世界は、冷たい地下室と、自分の血で描く壁画だけだったのだ。
「……よし、決まりだ」
ボスであるLANが不敵に笑い、すちの目の前で膝をついた。
「今日から、お前の教育係は全員でやる。戦い方も、遊び方も、……自分を傷つけなくていい生き方も、全部俺たちが叩き込んでやるよ。いいな?」
「……いいの? 僕、……ここに、いて」
「当たり前だ。お前はもう、俺たちの家族(ファミリー)なんだからな」
初めて「家族」と呼ばれたその夜。
すちは、自分を包み込む大きなパーカーの温かさと、五人の兄貴たちの視線に守られながら、生まれて初めて「明日が来るのが怖くない」と感じていた。
次回♥️50💬1
てか、マフィアさんが家族(ファミリー)ってよぶのいいよね
コメント
5件
やばいめっちゃ良い!
12!? ほぼ、私と同い年なんだが!?
好きすぎる