LOVE

翔太「おれがいただきまーす！」

涼太は何も言わない

だって食べたのが翔太だから

涼太（ゆり組案件とか言われちゃうな）

お疲れ様でしたー

収録が終わりみんなそれぞれに帰り支度

翔太「だてー」

涼太「はい」

翔太「一緒に帰ろ」

涼太「1人で帰るから　　」

翔太の顔を見ず俯いて返事をする

翔太「はいはい　帰るよー」

翔太は涼太の背中を押していく

涼太「大丈夫だから　なべ　」

翔太「乗って　　」

困った時の八の字になる涼太の眉が可愛すぎる

涼太「はい　　」

後部座席に乗ろうとする涼太の腕を慌てて掴む

翔太「こら　誰が後ろだと言った」

涼太「へ？」

涼太を助手席に押し込むと翔太はニコニコと機嫌良く車を出す

涼太「近くまでで良いから　ごめんねなべ」

翔太「2人の時の約束忘れたの？」

涼太「し　しょうた　　」

翔太「良くできました」

翔太は車を自宅へと走らせる

涼太「あの　なんで翔太の家？」

翔太「涼太　降りて？ 」

2人で翔太の家に帰ってくる

鍵をかけると

涼太を抱き寄せる

涼太「翔太　　あの　　」

そのまま寝室へ連れて行かれる

涼太「え？　あの　ちょっと　 」

ドサッと押し倒される

翔太「おれ以外に手作りはやめてくれ」

涼太「は？　へ？」

翔太「番組だとわかってても　ダメなくらいだ」

涼太「翔太．．．」

翔太「今夜は寝かせねーし」

覚悟しろよ涼太