長い沈黙、壁掛け時計の秒針の音だけが部屋に響いている。私の言葉に驚き過ぎて、理解ができないという顔の芥さんがやっと口を開いた。
「…………は?」
「シたいです」
「二回も言わなくていい!」
「私は本気なんです」
ソファーに座る芥さんの肩を押し倒し、上に乗る。いつも見上げている芥さんが、私の下にいるって……不思議な気分。
芥さんは顔を赤らめ、私の手首を掴む。
「……自分がなにしてるか分かってんのかよ」
「分かってます」
「分かってんならやめとけ」
「っ、」
なんでそんなに余裕のなさそうな顔してるのに、諭すような言葉が出てくるの?
私だって色々考えて、我慢して欲しくなくてこうしてるのに。今の私が今すぐに芥さんにしてあげられることって、これくらいなのに……私だって、私だって!!
「おいっ、シャツ捲るな!……くすぐったいから!!」
「脱いでください!!」
「やめろって********
***********
***********
*****************
*******
************
*************************
***************************
コメント
3件