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いと
#和風ファンタジー
るるくらげ
重い扉が閉まる音が響いた。カイル・レオンハルトは会議室を出る。
その背後に、静かに歩み寄る気配。
「隊長」
振り返らずとも分かる声。
副団長――リシア・エルフェルト。
「聞いていたか」
カイルが短く言う。
「はい」
リシアは淡々と答えた。
「魔王出現の噂……事実である可能性は高いかと」
カイルはわずかに目を細める。
「同意見だ」
「ただの魔物ではない」
リシアは一歩並び、低く言う。
「全隊を動かしますか?」
「……ああ」
「総力で当たる」
王国白銀騎士団・作戦室
広い部屋に、重厚な机。
そこに一人、また一人と騎士が集まってくる。
やがて――
全員が揃った。
カイルが前に立つ。
「全員、集まったな」
静まり返る室内。
リシアが横に立つ。
その前に並ぶのは――各隊隊長たち。
隊は各五つの部に分かれてる。
特攻部隊
暗殺部隊
魔法部隊
防衛部隊
索敵部隊
そして、その隊長達を従える物こそ、
副団長リシア・エルフェト
団長カイル・レオンハルトだ。
集まってそうそう壁にもたれるもの静かに様子を伺うものどっしりと椅子に座り腕を組むもの
「で?魔王だって?」
最初に口を開いたのは髪は短髪、無精髭を生やす大柄な男。腕を組み笑みを浮かべていた。
一番隊特攻部隊隊長
ガルド・バルディウス
「ねぇねぇ!本物なの!?」
次に口を開いたのは楽観的で小柄な少女
机に身を乗り出し団長に問う。
五番隊索敵部隊隊長
ユナ・フェリス
カイルは全員を見渡す。
「不明だ」
一言。
「だが」
空気が変わる。
「目撃証言は一致している」
「黒い角」
「赤い瞳」
「圧倒的な魔力」
場が静まり返る。
ガルドが口を開く。
「……面白ぇじゃねえか」
「……厄介だな」
小さく呟く黒髪、細身の体型をしてる男。
二番隊暗殺部隊隊長
レイン・クロウ
「油断はできませんね」
真剣な表情で口を開く女性
髪はなびき金色に輝く
三番隊魔法部隊隊長
セラ・ルミナ
「全線の守りは任せてください」
続けて口を開いたのは騎士団の中で同一1位に
なるぐらいの大きな体格。
頭は綺麗なまん丸で輝いていた
四番隊防衛部隊隊長
ドラン・グレイブ
「もう場所はバーッチリ特定済みだよ
団長!」
「あぁ、よくやったユナ。」
しかし。そういうとリシアが一歩前に出る
「魔王がいるというのが事実のであれば通常戦 力では太刀打ちできない可能性があります。」
カイルは頷いた。
「だからこそ」
剣に手をかける。
「全隊で当たる」
全員の視線が集まる。
「王国白銀騎士団」
「総力戦だ」
空気がその一瞬だけは張り詰めていた。
「それと団長。もう一点ユナからの報告で
わかったことが…」
リシアがある情報を騎士団に伝える。
「これは、当分帰れない覚悟をしといた方が
良さそうだな。団長」
「….」
ガルドは団長に向かって笑みをこぼしていた
町はある程度賑わっていた。
しかし、ここにはある噂が流れている。
町の名は
グラディウス
「またか….. 」
「最近は獲物が多くて助かる」
コメント
1件
ていう事でお待たせしました! っていきなり人多すぎるって? はい。その通りです。もう多すぎです 騎士団の紹介も今度したいと思います。前回のあらすじなど見たらなんとなく思いだしてくれたらうれしいです