私の学園生活には支障が少しある。
幼馴染がいるからだ。
…え?幼馴染がいるのは良い事だァ?
私の幼馴染は人気者。告白だって日常茶飯事だし運動神経抜群とか色々だもん。
でも私はある噂を聞いてしまった。
“その幼馴染は私の事が好きらしい”
嗚呼終わった終わった終わったぁぁぁあ!!!!
あーんなにイケメンで人気者な彼が私の事が好きだァ?!巫山戯んな!死ね!!
女の子っぽい性格だけど口が悪い。まぁそれは幼馴染のせい。
でも私は幼馴染の事が好きじゃない!
はず…
「なぁ瑞っち」
『…ん”?!何よかず…というかそのあだ名やめて』
「えーいいじゃんかわいーし」
『…あのねぇッ!』
「あ、てかあの噂聞いた?」
『どの噂よ』
「俺が瑞っちのこと好きな噂」
『あ〜あれねぇどうせ嘘っしょ?w私は騙されないよー』
「何言ってんの?」
『…は?いやかずが何言ってんの?』
「そっかぁ瑞っち馬鹿だから理解できないかぁそれはそれはしょうがないねぇ」
『は?!巫山戯んな!理解できるわ!』
「そっかそっかぁ」
『かず、もうすぐチャイム鳴るよ』
「え、嘘。あ〜ほんとだぁばいばーい」
『はいはい、』
…は?いやいや理解できない。え、本気?
「教科書23ページ開けー」
あー終わった。ほんとに終わった。私虐められる。あーあーあー想像しただけでニヤケ…間違えた吐きそう。
え、私何言ってんの?何を四天王?
ノリでエジ〇トミームでも踊っとくか?いやもう古いか
よし、何も考えないでおこう。それが一番よ。うん。
キーンコーンカーンコーン⤴ キーンコーンカーンコーン⤵(15秒番)
はぁぁぁぁ⤵もう授業集中出来なかったぁ。
「みーずは!」
『わぁ、愛美〜』
「やっほ!ねぇあの噂ほんとなの?!」
『あ〜それは内緒ねぇ』
「えー!」
こいつは親友の愛美。入学早々、幼馴染に群がる人達から助け出しくれた子。愛美はかずとも仲がいい。
「あーあ!モテるのいーなー。私もモテたい!」
『じゃあ私のモテ期まなみにあげる〜』
「んーそしたら一生分ちょうだい!」
『それは無理w』
「えーw」
「みーずーっちー!」
『はっ?!』
「いいじゃん!行ってらっしゃい!」
『もぉ愛美ぃ!』
はぁ、、
「よっ瑞っち」
『もうなんの用?』
「国語の教科書忘れちってさ!貸してくんね?」
『昨日あれだけ言ったじゃん!…はぁ。もうちょっとまってて』
「はーい!」
『はい、どーぞ』
「わぁ綺麗…ありがと大好き!ばいばーい!」
『はいは、ぃってはぁぁ?!!』
「瑞葉良かったじゃんw大好きだって!w」
『あいつ殺す』
「やめなよーwあ〜腹痛いww」
この恋のツンデレはいつ終わるのでしょうか?
後編⇒♡500
コメント
2件
うぎゃあってなる展開() すきですぅぅぅぅ!! 沢山いいねしちゃお (ᴗ ̫ ᴗ ♪