🖤side
💙「でも、怖かったんだ。俺が、俺じゃなくなりそうな気がして」
しょっぴーの言葉に愛しさが込み上げて来ていた。そしてうっすら感動すら覚えた。
しょっぴーはしょっぴーなりに時間をかけてでも自分の内なる変化を受け入れようとしてくれている。
しょっぴーは、俺のことが好きじゃなくなったわけじゃなかった。
それがわかっただけでもものすごく嬉しい。
🖤「しょっぴー」
💙「?」
🖤「俺さ、真剣だよ。しょっぴーのこと」
💙「……」
🖤「俺と一緒にいて、嫌な思いなんて絶対にさせないから」
💙「めめ…」
🖤「約束する」
少し子供っぽいかなとも思ったけど、今抱いている率直な気持ちをちゃんと言葉にしておきたくて、俺は正直にしょっぴーに気持ちを伝えた。
しょっぴーは赤い顔をして、奥歯を噛みしめて、ぐっと、俺の胸元を掴んだ。
🖤「えっ」
殴られるかと思うような勢いで俺の身体を引き寄せて、しょっぴーは強く唇を押し付けてきた。
しょっぴーの力んだ唇の感触は固かったし、全身に力が入ってるせいで身体もぷるぷる震えていたけど、それが今の彼の最大限の一生懸命だと思ったら、愛しくて仕方がなくなってしまった。
そして不覚にも、俺は嬉し泣きしてしまった。
💙「めめ、すぐ泣く」
🖤「しょっぴーに言われたくない」
💙「確かに」
2人で声を出して笑って、笑いが止んだ頃に、今度は濃厚なキスをした。
💙「マジで脱ぐの?ここで?」
🖤「嫌なら俺が脱がせてあげる。どっちがいい?」
ライブなんかではすぐに脱ぎたがるくせに、しょっぴーは真っ赤な顔をして、服を脱ぐのを躊躇った。そう言ってみると、それとこれとは別だ、と言う。
💙「いいい、嫌だからな。いきなり痛いのとかそんなの」
🖤「わかってるよ。俺だって加減できそうにないから、今日は口でするだけ」
💙「く、口で…?」
🖤「うん。しょっぴーの気持ちいい顔が見たいだけ」
💙「へへへ変態!」
その慌てっぷりがあまりにも可愛かったので、声を上げて笑ってしまい、しょっぴーに怒られた。
そして、そんなしょっぴーを手助けするつもりでキスをした。
💙「んむ……っ…はぁ…っ」
深いキスをすると、すぐに目がとろん、となる。それだけでもこっちはもう押し倒したくてたまらない。試しにしょっぴーの下半身を撫でると、そこはほんの少し、勃ち上がっていた。
🖤「感じてる」
💙「へ、へんなとこ…触るな…っ」
耳まで真っ赤になって抗議してるけど、これから愛撫しようとする場所に『へん』も『へんじゃない』もない。
🖤「いっぱい触りたい。イクとこ俺に見せて?」
💙「……めめぇ…」
泣きそうな顔も、もはや煽っているようにしか感じない。
しょっぴーといると、どうしてか、雄の本能のようなものを刺激されてしまう。いつかそれが爆発しないといいなと願うほどに。
🖤「ん…勃ってきた…」
💙「…やっ……あっ…」
下着の上から何遍も擦っていると、先の方から粘液が出てきて、下着に染みを作った。腰をくねらせ、感じている姿に我慢ができなくなり、下着ごと、一気にズボンを脱がせる。
真っ白な太腿と、毛のない局部が目に飛び込んで来た。
🖤「綺麗だ」
💙「きれいなもんか…っ」
同じメンバーと言えど、興奮した状態の性器は見たことがない。
俺にとっては男と愛し合うのも初めての経験だ。しかしこれに関しては不思議なほど抵抗感がなかった。 早く愛したいという先走る衝動を抑えるのに精いっぱいだ。
しょっぴーのものを喉の奥まで飲み込み、吸い付くように舌を這わせた。
悩ましいしょっぴーの声が、無音の部屋の中に響き、性器をしゃぶる音と混じり合う。しょっぴーの息遣いと、俺の鼻息が交互に自分自身を煽った。しばらくそんな時間が続いた後で、しょっぴーがたまりかねたように、言った。
💙「あ、あ、あ…ねぇ、で、出ちゃう…」
🖤「いいよ。思いっきり、イッて?」
その言葉を合図に愛撫をますます強め、しょっぴーの敏感なところを擦り上げた。
💙「あっ、あっ、あっ、あーーーー」
俺は口の中で何度も吐き出された精液を、しっかりと全部飲み込み、鈴口から垂れる残りもすべて舐め取った。
イッたばかりのそこは、すぐには愛撫に反応できず、頭の上からぐったりしたしょっぴーの、荒い息遣いだけが聞こえる。
名残惜しむように腿や脚を撫でていると、しょっぴーが切なそうに俺を見た。
💙「恥ずかしい…」
🖤「すごく可愛かった」
💙「……それなら…よかった」
🖤「しょっぴー?」
可愛い、と言われ素直に受け入れるしょっぴーを初めて見た。
俺は、思わずしょっぴーの全身を強く抱きしめた。
💙「俺、男だから、可愛いって言われるの嫌だったけど。でも、お前に言われるのは、どうしてか嬉しい」
男だって女だって、可愛いは誉め言葉だしな。そう言って、しょっぴーは極上の『可愛い』照れ顔を見せた。
コメント
1件
やっぱりしょっぴーは可愛い😍