とてもじゃないけど気まずくて、大和さんに顔を合わせられないと思っていたから、私の変化に気が付いたあいちゃんが夕飯に誘ってくれたのは嬉しかった。
(これで、最後っと……)
マウスをクリックし、今日の仕事は全部終わり。窓の外はもう真っ暗で、私と雨宮くんとあいちゃん以外はみんな上がってしまった。
今日は仕事中、途中で気が逸れていたから終わるか不安だったけど、雨宮くんが手助けしてくれてなんとかなった。
「雫、終わった?」
「うん。今ちょうど」
「雨宮くんは?」
「あぁ……俺はもう少し残る」
立ち上がり帰る準備をする私を横目に、あいちゃんが雨宮くんに声を掛けるが、返ってきた答えに目を見開いた。
「え、なんで?もう帰れるんでしょう?」
「……今日は二人のがいいと思ったんだけど」
「……あ」
雨宮くんが私をちらりと見て、あいちゃんに察しろと目で訴えかける。
「じゃ、じゃあ何で最**********
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