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花芽を舌先で刺激しながら、左手を腰から脇腹へと伝い、白い膨らみの頂を指先で弾き続けた。


「あっ……あっ…………んんっ……うぅっ」


奈美は愉悦にとろけた表情で喘いでいる。


豪の唇は奈美が零し続ける甘露で、艶を増していた。


舌なめずりをした後、彼は、乳房を弄んでいた手を彼女の膣に差し込む。


ゆっくりと律動させながら、赤く腫れ上がった蕾を吸い上げ、舐めしゃぶった。


「っ……豪……さん…………ご……う……さ…………んっ……はああぁっ……んあぁっ」


舌先を尖らせ、奈美の花芯を嬲り倒す。


たおやかな身体を支える片脚は、ガクガクと震えた後、硬直し始めた。




いやらしい水音をジュルジュルと立てながら、彼女の秘部全体を愛撫するにつれて、硬度と熱量を増していく、豪の肉槍。


天を見上げ、綺麗な弧を描いている滑らかな背中。


爪を壁へ更に食い込ませようとする細い指先。


絶頂を迎えそうになっているのだろう。


豪は、彼女が達する直前に卑猥な拘束から解き、離れると、奈美は壁に伝いながら、力なく崩れ落ちた。


惚けた表情を浮かべながら、息を弾ませている奈美は、色香を纏った美しい女。


額には汗が滲み、前髪が無造作に張り付いている。


指先で湿った髪をよけた後、半ば強引に豪へ顔を向けさせながら、薄く開いた唇に舌をねじ込み、深く激しいキスを交わした。


涎と愛液が混ざり合い、淫猥な粘液にまみれている豪の唇と奈美の唇の間に、銀糸が繋がっている。


彼は舌を蠢かせながら絡め取り、彼女の膝下と腰に腕を差し込んで立ち上がると、ゆったりとした足取りで、ベッドに向かった。

ただ、それだけの関係……

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