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翌日──。
私は『先生、大好き』の撮影現場に早めに到着した。パイプ椅子に座って台本を読んでいると、声をかけられた。
「SELENさん」
スタッフさんの誰かだと思って顔を上げるなり、私は硬直した。目の前に立っているのは、隣の部屋に引っ越してきた、Calculate GmbHに所属している後輩──。確か、綾城楓という名前だったか。その彼女が、天音のものだった『先生の妹役』の衣装を着ている。
「お疲れ様です。綾城楓です。御崎天音さんの代役を務めます。よろしくお願い致します」
綾城さんは丁寧に挨拶してくれた。廊下で遭遇した日以来の再会だ。
「あ……よろしくお願い致します」
私は平静を装ってぺこりとお辞儀をしたが、心臓がバクバクしていた。Calculate GmbHに所属する彼女が、天音の代役──。偶然にしては出来過ぎている********************
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